見出し画像

私が楽しかったはずの地域おこし協力隊を僅か8ヶ月で退任する決断に至った理由(本音と建前ver.)

はじめてのnote利用&はじめての記事がまさかのマイナススタートという!
 でも勝手わからず読みにくいだろう状態のときに出すにはこういう記事で丁度良いかも、と思ってます←
どうせならいい情報を完成度上げた状態で出したいもんね。
 ということで、当時は書けなかった部分を思い出しながら、残したメモや日記を見て振り返る形で【26歳女子が北海道に移住して地域おこし協力隊をした、その実態】について書いていきますよーう( ◡̈)ง

……How to 地域おこし協力隊…………………………………
地域おこし協力隊とは人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、地域外の人材を積極的に受け入れ、地域協力活動を行ってもらい、その定住・定着を図ることで、意欲ある都市住民のニーズに応えながら、地域力の維持・強化を図っていくことを目的とした制度である。
(引用:Wikipedia)
………………………………………………………………………………

ではさくさく行きましょ!
第1弾はタイトル通り、辞めた理由の本音と建前Ver.です。
辞めた要因を個人的に起こった出来事を抜いて、今後誰にでも影響してくるとこだけ、協力隊を検討中の方向けに纏めました。建前上とても言葉を選んでますが、一応ちゃんと本音です。

↓↓↓

【当別町における地域おこし協力隊の活用方針・認識について】

*協力隊はあくまで“協力“隊のため、主体的に動いてはいけない。
町民がこれをやりたいと動いてる中に、アドバイザーという形で“協力”するのが協力隊である。よって、協力隊が好きなことをやりたいだけのイベントは認められない。協力隊は町民の黒子であるべきと考える。

*町民の企画イベントアドバイザーに関して
実行委員会やイベント代表者から提出される“地域おこし協力隊への依頼文”を町が承認した時にのみアドバイザーとして参加できる。
ただし、あくまでアドバイザーでありスタッフとして動くことはできない。
また、依頼文は依頼者が反社会的勢力と関わりがないか等調査が必要なため、代表者が直接役場まで提出し、自分たちの団体の活動内容と共に反社会的勢力ではないという旨を伝える必要がある。

*地域おこし協力隊に対して
協力隊は責任がとれない人の集まりのため、協力隊で構成された組織は組織として成り立たない(協力隊共同イベントの実行委員会等)と考える。

*町が仕事として認めていないイベントに関して、ボランティアを募ることについては、「(ボランティア保険等を使用したとしても)道中でもし死亡事故が起きた際に協力隊個人では責任取れないし、何より人として何も感じないのか。」という認識である。

*予算は(企画が通れば)イベント・研修にのみ使用可

*研修等は、予算の中で事前に研修費用として申請してある範囲内で(業務に必要と認められれば)参加可能。

*パソコンは役場内のパソコン支給(フィルター有り)。始めにフィルターのないノートパソコンを支給と伝えられていても、支給されなくなる可能性があります。
※その場合の自前パソコン使用は許されません。
また、メールアドレスは業務上どうしても必要な状況と判断されれば支給。
ただし基本的には外部とのメールのやりとりは担当職員のアドレスを介して行うこと。
(その間、個人携帯等のアドレスを使用することは許されません)

*車は所属係内で共有のもの。

*副業は町長の許可を得ればOK。
ただし、副業理由が協力隊の仕事に関わるもの・任期後に繋がるものに限る。
【例】人手がないために営業時間変更している町内店舗にてアルバイトすることにより、町内店舗の救済・町民との交流・町外の方との交流を図る。そこからの情報を町のPRやイベント企画等に活かす。というのは理由として“弱い”ので認められない。

*広報・道新は積極的に連絡するスタンスではないので、着任したらすぐに自分から載せてほしい旨を伝えましょう。
ちなみに、私の場合はこんな感じでした。
8月着任

9月に道新(たまたま記者さんと知り合った)

1月の広報に着任の記事

*周辺市町村の協力隊への挨拶回りは、土地が繋がっているお隣であればなんとか許可が出ます。


-----------------

※上長の異動や協力隊の来年度の所属部署により、変更する場合があります。

※その他の要因についても着任前に詳細を確認してから契約することで対応して貰えるかもしれません。(入ってからでは難しいです!)
【例】
🙅‍♀️〇〇をやりたいのですが、〇〇は用意してもらえますか?
→いつまでに、が入っていないので初年度は対応できないということが起こり得ます。具体的に交渉しましょう。

※経歴次第では裁量権をある程度持たせて貰えるかもしれません。
【例】
J○Bで20年働いてきた、等の経歴があれば観光について任せることができるとのこと。


【覚悟しておくこと】
・町の規模が比較的大きいので、協力隊が1人というのは思っているより大変です。(増員については成果をあげれば考えるとのこと。)
・勤務時間が短い分、プライベートな時間も人付き合いやイベント参加・会議等に使うことになり、自ずと副業は難しいです。定住に向けての活動も勤務時間外の対応になります。(予算使用不可)
・イベントは企画を通すより協賛でするのが早いですが、その場合、イベントの必要性が町で認められないと勤務時間内に動くことができません。
・情報発信、情報収集(SNS)への理解はありません。サボっていると思われるのでパソコンでの編集をお薦めします。
・席が役場内です。
・町をどうにかしようという気持ちの温度差が凄いです。

【当別町の良いこと】
・町民が協力的
・観光資源豊富
・飲食店豊富で美味しい、お店が軒並み協力的
・医療大生のサークルが協力的且つ行動力がある
・札幌の隣なので集客しやすい
 (終電23時半!)
・町内バスが安い!
・雪多いけど除雪が素晴らしい。
(札幌の方が冬道走り難くて怖いくらい!)
・周辺の協力隊みんな良い人
・ロイズさんのチョコレートに癒される
・4つの区域が全部違う雰囲気なので1石4鳥!

……………………………………………………………………

私の場合、

①副業(町内飲食店でのアルバイト等)可能であること。
※そのままでは給与が低い&3年後の保証がないので貯蓄できる環境が必須条件だった
②自分の発想を活かしたイベントや取り組みがどれだけ集客し需要を得るのか試してみたかった

上記2点が軸となり、更に条件や立地、特産等全て踏まえて当別町を選びましたが、軸である2点が達成されないことが主な要因となり、退任を決意しました。

ただ、私の目的は当別町の認識や活用方針には合わなかったですが、各々の目的や考え方によってはマッチするかもしれません。
(イベントを主体的に企画したい訳じゃなく、アドバイザーや情報発信だけしたかったんだ!とかね)

失敗こそ大きな経験値になると思っているので、結果として私は当別町地域おこし協力隊を経験して良かったと思ってます◎
大変は大変だったけど、その分楽しいことや得がたい経験、出会いが沢山あったのでリカバリーされた感じです!

今は他にやりたいことがあるけれど、今度またその時がきたら、別の町で挑戦してみたいなーと思うくらい、協力隊の仕事は魅力的でしたっ( ◡̈)ง

↑↑↑↑↑

以上!
本音と建前Ver.おわりです。

基本的に後ろを振り返らないタイプなので…今後、書くことに飽きなければ、

◆超個人的な本音100%Ver.

▽協力隊やって楽しかったことベスト25

■私が次行くならこんな条件の地域!

〇SNS発信で気をつけたこと

▲当別おすすめスポットや遊び方ガイド

等など、纏めようかなーどうしようかなーと思ってます!←
何かこれ聞きたい!みたいなのあれば参考にするので連絡くださーい🙌

ではでは、こんなよく分かんない長い文章を読んでくれた奇特なそこのあなた!
お疲れさまです🙇‍♀️
読破記念おまけとか用意なくてすいません!
ここまで読んでくれてありがとうございました( ¯ᒡ̱¯ )و

おわり!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?