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ケニア・エンブでの生活

みなさんジャンボー!

今回はケニアでどんな生活をしているのか、お伝えしますね♪(パンデミック前の生活です)

エンブってこんなところ!

私が働いているNPOはケニアのエンブという場所です。首都のナイロビから130km、車で3時間くらいです(渋滞していると4時間超え)。日本でいう東京ー静岡くらいの距離です。

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標高は1400m(だからなのかよく眠くなる。けどたぶん関係ない)

乾季は本当にサラリとした気候で、赤道直下の国でも日陰は快適。汗をかいても湿気が無いのでベタつきなし!日差し強いけど爽やか~です。

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エンブはケニアの中で7,8番目に大きな街なので生活品に困ることはありません。歩いて20分くらいの街の中心部に行けばスーパーは7個くらいひしめき合っているし、スーパーといっても小さいショッピングセンターみたいで、食料品、文房具、家具、家電、服・・。なんでも揃ってます。オシャレかどうかは別として。

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物価はモノによりますが、日本の2~5分の1くらい。例えば飲み物ならペットボトル500mlのジュース(コーラやファンタ)は80円、ミネラルウォーターは50円。ビール500mlは200円。ステーショナリーはボールペン20円、ノート30円とか。

ランチはだいたい200〜300円。チキン&チップス、豚肉とウガリ(代表的なケニア料理)、豆の煮込みなどなど。

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フルーツや野菜はウソのように安くてマーケットでマンゴーたったの30円!1人1個惜しみなく丸かじり!パラダイスです♪

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オサレな服を買うならマーケット♪ とにかく安い!Tシャツ50円〜、ワンピ200円〜、ジャケット400円〜、セーターなのに30円とか。宝探しのようなものでたまに先進国から来たブランド品などお宝があります。

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↑毎週宝探しに漁りに行ってました

マーケットの話は一口に「安い・楽しい!」だけでは語れない側面もあるのでまた今度まとめようと思います。

生活圏は安全?

街は基本安全です。(夜は決して一人で出歩きません。)初めて来たときは「みんなが私の財布を狙っている」と疑心暗愚にかられていましたが、一度もそういう目にあったことはありません。でも歩くときは360度アンテナはりまくり!後ろから運転マナーの悪いバイクが来たり、でこぼこ道かつ突然穴や溝があったり、遠くから子供に呼びかけられたり、上からマンゴーが落ちてきたり・・気を抜けません。


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↑街へ行く途中の道。親友カロと。

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↑街の中心部に近づくにつれて車、バイク、側溝など様々なトラップが…

住んでいる場所はNPOの中。NPOが運営している幼稚園と小学校も同じ敷地内にあるのでいつも賑やか♪ 寮生活の高学年は朝早くから夜遅くまで勉強頑張っています。

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↑元気な生徒たちと緑に癒される♪

門には24時間警備員さんがいて、すぐ隣にはこれまた24時間体制の病院があるので安心。一度バクテリアにえらくやられ、ちょっと大袈裟に私の人生ここで終わりかと思いましたが、部屋から病院に車いすで運んでもらい、無事に健康を取り戻すことができました!!病院が隣で本当に良かった!

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↑海外での一番の心配事も24時間体制の病院のおかげで安心

賑やか共同生活

NPOスタッフ、ボランティアさんと共同生活なのでダイニングは一緒ですが、部屋は個室でシャワーと水洗トイレ完備。そして女子憧れの天蓋付きベッド♡役目は蚊よけ。マラリアには注意です。

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ドラム缶でお風呂!

滞在が長ければ長いほど恋しくなるもの、それは『湯船』。やっぱり肩までお湯に浸かりたい!  でもシャワーが基本のケニア。無いならば作ろう!ということで長期ボランティアさん達がマーケットでドラマ缶購入!バケツリレーで水を入れ、細い木を拾って火を起こします←これはケニア人大得意なのでお手伝いしてもらいました。

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底にすのこを敷き、念願の湯船は・・・最高に決まってる❤︎❤︎

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静かな夜、聞こえてくるのは虫の音のみ。見上げる満点の星空。ちょっと煙いけど最高です!でも事前準備が大変すぎて3回くらいしか使いませんでした。

ライフラインは?

ケニアでは停電、断水は日常茶飯事。工事してて電線切っちゃったとか、水道管破裂しちゃったとか、なんでも起こるのがケニアです。でも国内の水道普及率は15%なので、家に水道があること自体がありがたいことです。ちなみに首都ナイロビで55%、乾燥地の一番低い場所では4%。いかに日本の水準が高いか分かりますね。

食事は?

ケニア食も大好きですが、日本からたくさんのボランティアさんが来てくれるので(感謝⭐︎)日本のだしや味噌、昆布、椎茸などなど、、調味料は常備されています。醤油はケニアのスーパーで売っているMade in Chinaのもので十分美味しい!これだけあれば和食は完璧です!

お料理上手のケニア人家政婦さんも味噌汁、天ぷらなどマスターしてくれているのでいつも美味しくいただいています。

謎のジンクスで私がクリームシチューを作る時はなぜか停電します。

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でもろうそくの下でいただくのもなかなか雰囲気があってちょっぴりレストラン気分。

エンブの好きな場所

私のお気に入りスポットは街の中心部よりちょっと離れたホテルのガーデン。緑がちょーーー気持ちいいんです。立派な旅人の木もあります!映えます!

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芝生ではケニアンレディーたちが寝転がってお昼寝やガールズトークをしてます。そういう自由な感じが好き。ここでチャイとケーキをいただきながら今後の構想など練るのが好きでした。

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夜は焚火もしているので薪のパチパチなる音を聞きながら温かいチャイを飲むのもこれまた最高なんです♪ 

田舎まではいかない「地方」な感じのエンブ。たまに首都ナイロビを数日満喫してから戻ってくるとそのギャップに切なくなる時がありますが、住めば都。緑もたくさんあるし、人も温かいし、物価安いし、何より安全!いい所です。

次回はよく聞かれる質問『ケニア料理』についてご紹介します!

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↑道端で寝ているのは野良猫・・ではなくブタさんなのがケニアです!









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