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【レコ記①】大嫌いなものばかり流行るのさ
今回から、私が所属しているバンド「The Fie-Fee」の1stアルバム制作日誌を連載形式で書いていきます。第一回目はアルバムのコンセプトからです。
1.制作するアルバムのコンセプト
私は、ストーリー性のある楽曲が好きです。それがアルバム単位となるともうたまりません。BUMP OF CHICKENなら「THE LIVING DEAD」にわくわくしますし、The Whoなら「TOMMY」や「Quadrophenia」(邦題:四重人格)を一番繰り返し聴いています。
↑BUMP OF CHICKENの2ndアルバム「THE LIVING DEAD」
↑ The Who 2枚目のロックオペラアルバム「Quadrophenia」
一時期、日本でも爆発的に流行したGreen Dayの「American Idiot」もストーリーのあるアルバム(ロックオペラ形式)でした。
↑ Green Dayの7thアルバム「American Idiot」
こういった、ストーリーのある曲やアルバムがどうしても好きなので、自分が作る曲も自然とそういう形式になっていきました。今回制作する1stミニアルバムも、6曲入りのロックオペラ形式を採用しています。
2.アルバムのストーリー
収録予定は以下の6曲です。
大まかなストーリーとしては、①音楽に夢を見た少年「マニング」が、②恋人の制止を振り払い、③都会に出てきたものの、④すぐに挫折し、⑤バスに揺られ田舎に帰り、⑥恋人との再会を願う、という良く言えば普遍的な、悪く言えばありきたりなものです。
タイトルにした「大嫌いなものばかり流行るのさ」というのは1曲目の「Minority Report」冒頭の歌詞です。パンクが好きな方なら、誰もが経験したことのある感情だと思います。全6曲を通して、理解されないもの(=Minority)の悲哀というテーマが根底にあります。
※2月に発売した3曲入りデモシングルの試聴はこちら。その部分は0:32~あたりからです。
3.本日の制作状況
肝心の、アルバム制作状況について書いていませんでした。現在、ひたすらプリプロ作りをしているところです。プリプロとは、プリプロダクションの略で、本レコーディングに向けて、アレンジを固めながら仮録音していく工程を指しています。
こんな機材(オーディオインターフェイス、マイク、ギター)をつかって、
こんなソフト(Cubase Pro 9)で編集しています。プリプロをやる中でコード進行が見直されたり、パート間のリズムのずれが判明したりと、地味ですが重要な作業ですね。本題が短くなりましたが、今回はここまでです。読んでいただいた方、ありがとうございます。
冒頭で紹介し忘れましたが、QueenのBohemian Rhapsodyも代表的なロックオペラですね!
サポートいただいた場合、レコーディング資金の足しとし、さらなるクオリティアップに活用させていただきます!