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Liberal Arts 101 [月〜金] 高卒

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Liberal Arts 101 「リベラルアーツ概論」(講師:松谷 K)のアサインメント・アナウンスメント用の記事を集めたマガジン(インデックス)です。
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記事一覧

「LA 101」 July Week 3

今週は前期の最終週です。週前半のクラス内容は、以下の通りです。 ①小論文模試過去問: 慶應SFC 総合政策 2020年 全体のテーマは「民主主義の後退」です。特に、米国におけるトランプ現象、欧米諸国による反移民の動き、ソーシャルメディアがデモクラシーに及ぼすマイナスの影響、日本のデモクラシーの状況などにフォーカスした内容。 120分で5つの資料を読み、4つの設問に答えます。 ②小論文模試:発表&ディスカッション受講生には、模試解答の内容を発表してもらい、講評とディスカッ

「LA 101の車窓から」 July Week 2

July Week2のクラスのホワイトボードの一部です。

「LA 101」 July Week 2

LA 101 July Week2後半のクラス内容は、以下の通りです。 ①「石丸話法」今週前半のトピック「利他主義」との関連で、このところ何かと話題の石丸伸二の「名言」を取り上げ、解説・ディスカッションを行いました。 参考資料: ・石丸伸二『覚悟の論理』(帯「勇気の書」) ・「アンパンマンマーチ」の歌詞 ・教皇フランシスコの言葉 ・ダライ・ラマ14世の言葉 ②ICU過去問:ATLAS 2018 PART III 今週の主要トピック「資本主義」との関連で、ATLASの過去

「LA 101」 July Week 2

LA 101 July Week2前半のクラスは、次のような内容となりました。 ①「貨幣」論 神宮外苑再開発問題の延長線上で、今週取り上げているメイントピックは「資本主義」です。まずは、「貨幣」とは何か?20年ぶりの新札発行ということで、グッドタイミングです。 ・「ハイパーインフレーション」とは? ・「物々交換経済」と「貨幣経済」 テキスト: 岩井克人「瓶の妖鬼」 ②「社会的共通資本」と「コモン」・宇沢弘文と「社会的共通資本」」 ・斎藤幸平のいう「コモン」 ・「エンク

「LA 101の車窓から」 July Week 1

July Week 1のクラスのホワイトボードの一部です。

「LA 101」 July Week 1

LA 101 July Week1後半のクラスは、次のような内容となりました。 ①アメリカ合衆国、「王政」に移行? ・米最高裁(Supreme Court)の構成 ・Presidential Debate、バイデン大統領の「public image」 テキスト:「ソトマイヨール判事の反対意見」(BBC記事:Justice's dissent: 'The president is now a king above the law') ②「政治家」(statesman)とは

「LA 101」 July Week 1

LA 101 July Week1前半は、次のような内容となりました。 ①小論文の発表 & ディスカッション 直近の課題(オリジナル) ②「再開発」(redevelopment)に関連する人文社会系の知識 1)「新自由主義」 2)「ジェントリフィケーション」(gentrification) 3)「惨事便乗型資本主義」・「祝祭型資本主義」 4)「集合的記憶」(collective memory) テキスト:「イコモス」の "Heritage Alert" *イコモス:I

「LA 101の車窓から」 June Week 3

June Week 3のクラスのホワイトボードの一部です。

「LA 101」 June Week 3

June Week 3後半のクラスでは、引き続き主要テーマ「環境倫理」の延長線上に、次のようなトピックを扱いました。 ① 「動物解放」(animal liberation)・「闘牛廃止」 世界の動向 ・日本の「食文化」とイルカ漁 テキスト:  CNNニュース記事:  “Colombia’s parliament has banned bullfighting - leaving just seven nations that still permit it” 参考資料:

映画『いまを生きる』

LA 101では、時に応じて、映画を題材に取り上げています。 今週は、ちょうど受講生が視聴したこともあり、このタイミングで、トム・シュルマン監督の『いまを生きる』(原題 Dead Poets Society 1989)を取り上げました。今は亡きロビン・ウィリアムズの名演で有名な作品です。 LA 101では、「人文知」でもってこの「名作」をどう評価できるか、解説&小ディスカッションを行いました。 <リベラル・アーツの学び>との関連で言えば、例えば以下のような視点を、作品解釈

LA 101 小論文の課題

LA101 直近の小論文の課題(オリジナル)です。 今回は、「環境倫理」を主題とするICUの過去問「ATLAS 2015」を扱った流れで、次のような課題を設定しました。

「LA 101」 June Week 3

June Week 3前半のクラスでは、引き続き「環境倫理」を主要テーマに、次のようなトピックを扱いました。 テキスト: ICU過去問 「ATLAS 2015」 ①「人間中心主義」から「自然中心主義」へのパラダイム転換・ウルリッヒ・ベックの功績 ・「権利」概念の拡大 ・ピーター・シンガーと「種差別」(speciesism) ・「ディープ・エコロジー」 ・ジェレミー・ベンサムと「功利主義」 ②水俣病・石牟礼道子と『苦海浄土』 参考資料:「MINAMATA」、「水俣曼荼

「LA 101の車窓から」 June Week 2

June Week 2のクラスのホワイトボードの一部です。

「LA 101」 June Week 2

June Week 2後半のクラスでは、次のような内容を扱いました。 ①1830年「七月革命」 & 1848年「二月革命」 June Week 2前半に「フランスの植民地主義」を取り上げました。その流れでフランス近現代史の重要な事件として、「七月革命」と「二月革命」、ヨーロッパ諸国への波及にスポットを当てました。 ・『共産党宣言』と「科学的社会主義」 ・「ゲバルト」(暴力)と革命(カミュ、サルトルの見方)  参考資料:『早稲田の杜 〜 彼は早稲田で死んだ』 ②サルト