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【自己紹介】わたしのこと 最後に

こんにちは、みるださんです。

父の葬儀の際、涙はこんなにも出るのかと思うほど止まらず、
一年ほどはふとした瞬間にその日のことが思い出されてまた涙が止まらなくなって、通勤の自転車を泣きながら漕いだりしていたのですが、
実はそこまでいうほど私は父と上手くやっていたわけではありませんでした。
むしろ高校生の時は日記に父のことを「死ね」と書いていたし、
勉強をがんばったのも、なるべく遠くの大学へ行くため。

初めて関門海峡を渡った時、
「二度と帰ってくるもんか」と思っていました。

けれどカフェを開業するにあたって、私は九州の美味しい食材やカジュアルな食器を使いたいと思ったし、
10年経営した後には九州に帰りたいと思うようになりました。

先日帰省して、小学生の時に遠足で行ったきり見ることもなかった山に登りました(あ、車です)
東に青い海が広がり、北から西向きに緑の山が連なる小さな街を見た時、
私は生まれたこの土地を改めて愛おしく思いました。

生まれ育った水は、身体の中に一生流れていて一番心地よいのかもしれませんね。

40年近くもこの街を離れている間、ずっとここに住んでいる人達がこの街の未来を考えて動いてきたわけで、
8割新参者の自分が、何ができるかは全く未知数だけれど、
住んでいるからこそ見えない何かを、離れていた私が埋めることができるのならそうありたいと考えるようになりました。

2週間ほど前、お店の常連のお客様にこれからのお店のこと、今の思いを綴った手紙を書きました。
分かって欲しいと思うのはそのお客様方々で十分だったからです。

私はようやく一段階段を上り、新しいステージを目指すことになりました。

私の自己紹介はここで一旦終わり。

これからはアラカンの一人のおばさんが日常から感じることを綴れたらなと思います。
カフェの経営のことで、苦い思い出を書くと、必ずお客様の愚痴みたいになってしまうけど、これは自己反省を込めてということでお許しください。
正直、現実にそういうお客様は必ずいらっしゃるので、
カフェを開業したいという方は知っておいたほうがいいと思って書きます。

長々とお付き合いくださりありがとうございました。
明日からも読んでいただけたら嬉しいです。

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