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チャンスがあったら食らいつけ!!

自分が望むお客様だけに来ていただけるお店作りの必要性を投稿することが多い私ですが、あえてそれとは逆もあり。

と感じたあるお話をしたいと思います。


私の郷里の市役所で、コロナ禍の飲食店を助けるために、お弁当の販売イベントが行われたそうです。

お弁当の価格は500円から1200円程度。

もちろん500円のお弁当はすぐ売り切れ、1200円のお弁当は売れ残る日もあったとか。

それはそうですよね。

同じ場所に同じようにお弁当が並べられていたら、安いものが先に売れて行くのは。

でも1200円のお弁当を売っているお店の方は、その価格でないと採算が取れないからその価格にしているだけで、いわゆる「ボッタクリ」ではないはずなんです。

なのにきっと価格だけをみて売れていくお弁当を横目に

「うちのは〇〇がいいのに」って思っていたかもしれません、想像ですが。


その話を郷里に住む妹としていて、

「クーポンとかつけているお店なかったの?」と聞いてみると


「そんなところはなかったし、第一もらったって行かないもん」

と妹は答えました。


でも本当にそうでしょうか?

妹は確かに行かないかもしれません。

でも市役所という不特定多数の人が利用する場所で、どんな方が来られるかわからない。

未来のお客様につながる方がいらっしゃるかもしれない。

うちの田舎で1200円ものお弁当を買っていただけるお客様は優良顧客になり得るかもしれない。


クーポンなんて作るの大した経費もかからないし、チラシを作って市役所中持って回るだろうし、粗品だって持って行くかも。

市役所だけじゃない、もし離れた場所にお店があっても、そこでも告知するかも。

次の予約だって絶対取りに行こうとするでしょう。


せっかく場所代もなしで自分の商品を販売するチャンスをもらっているのに、ただ単にそこにお弁当を持って行ってSNSで配信して売るだけなんてこと、もったいなくないですか?

でも、それをしない人って意外と多いかなって思います。


理由は

「そんなところはないし、第一もらったって行かないもん」と人が言うから


何百とある飲食店の中で限られたお店しか販売できないそのチャンスには、

後先なんて関係なく食らいつく貪欲さがあってもいいのかなと思います。


それで売れなくても当たり前だもんね。

だって高いんだから。


500円のお弁当は価格で勝負。

1200円のお弁当はアイディアで勝負。

私は後者を狙います(笑)


そんなことをふっと感じました。


いまむらみちよ


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