美意識という試練
「美意識は爪に出る」とは本当にその通りに感じる。
私はマニキュアを塗るのが苦手だ。だからいつも爪を綺麗にしている人、特にチップを付けている訳ではなく自分で塗っているであろう方には頭が下がる。
私自身のネイルの過程としては
1、一番最初に塗るベース用のマニキュアをまず二度塗る
2、メインのマニキュアをとりあえず色が付けばいいかという程度に一度塗る。
3、綺麗ににムラなく色を乗せるためにもう一度塗る。
4、最後に塗ったマニキュアが剥がれにくいように仕上げのトップコートを塗る。
他にも爪の形をまず整えたり、はみ出たマニキュアを綿棒で拭ったり…
この間ヨレないようにとても気を遣う。
セルフでマニキュアを塗っている方にとってはあるあるだと思うが、就寝前に「よし綺麗に塗れた!」と思って次の日朝起きると、乾ききっていなかったのか布団の生地の型が爪に付いている時がある。またお風呂に入った後は高確率で爪の先の方のマニキュアが山脈のシルエットのような形で剥がれている。あの剥がれた様を見るたび「なんで私はマニキュアなんて塗ったんだろう」とほとほと理解に苦しむ。
でも塗った後の綺麗な指先を見るたび満足してしまい、懲りずに時間をかけてマニキュア塗りに勤しんでしまう。
文字を打つ右手の人差し指には先ほどマウスピースのケースを開けた後の型が少し付いてしまっている。この少しのヨレを直すかどうか、自信の美意識が問われている。
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