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プチボワ
2021年12月9日 02:25
12月も半ばに差し掛かろうというところで、ようやく冬の訪れを認めることができた。正確に言えば、夏がとっくに終わってしまっていたという事実を、今になってやっと飲み込むことができた。秋という季節を、中々存分に楽しむ事ができない。そこには常に過ぎ去る夏への拭いきれぬ寂寥が付き纏っていて、日に日に早くなる日没を恨めしく思っている。「衣替え」の時期はとっくに過ぎているのに、どうしてか上手くいったためし