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小説を書くことで、新しい何かが始まる其の弐

小説ってなに?
意味あることを始めよう
恋愛小説を書くと人生がかわる

落語の三題噺のような小見出しですね。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、芸術とは、男女の愛憎から生まれます。
快楽が洗練されてオペラになり、愛欲が昇華されて能楽になる。文楽では、男女の恋の物語がわかりやすく描かれ、能楽では、その深い思いを想像するしかない。余韻、余白は、想像力で補うものです。

では、小説を書くことは、自分の何かを表現すること。それを控えめにあるいは、直截的に描くのか、あるいは言葉や感情を変換して、別の物語にするのか、作者の意図するものによって変わってきます。

受け手も、また、気分や感情や、あるいは、そのときの懐具合などにより、同じ発信を別の形で受け取ることになります。さまざまな感情、思い入れ、そして、行き違いなど、一つの物語が、たくさんの要素を持ち、発展していきます。世俗的なもの、聖なるもの、人間的なもの、深みのあるもの、それも読み手のあなたの心象風景を映し出している。そう考えると、やはり怖いですね。

そんな読み手を意識して、小説を書くこと。自分の表現だけではなく、相手の人生を変えてしまうかもしれない大きな思い出来事になるのかもれません。

整理してみましょう。

物語の書き手と、それを受け止める読み手がいる。その相関関係は、予測はできないが、必然的に起こることがある。それは、感情の変化です。
つまらないか、面白いか、楽しいか、悲しいか。読む前とは違っているはず。

そんな一つの伝達方法が、小説を書くことになります。

明日は、特に恋愛小説に限定したお話をしようと思います。
お楽しみに。

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