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GOD BYE ALWAIZ MILAN 🔴⚫️#41

Milanista倶楽部です。🇮🇹在住のサッカー好きで、合法的にスポーツベッティング(SB)やってます。基本1試合、約2000円までの賭け金で、無理なく楽しむのがモットーです。SBが日本のスポーツ市場活性化に繋がるんじゃないかなって思ってます。初めて500円を賭けた時、試合の見方が変わって、驚愕しました。でも最初に言ったように「無理なく」が大事。全然更新してないTiwtterのフォローもお待ちしております。

今日はベッティングの話題はゼロです。

ついにイブラがミランからいなくなる

昨日は今シーズン最終節Verona戦。今シーズンを持ってイブラがミランを退団するとの報道があり、スタジアムは超満員。試合にも長らく出られず、ゴールもPKでの1点のみ。不本意な結果に終わってしました。しかし、ファンは最大の敬意を持って、彼を送り出します。マジでみんな泣いてるよ。俺も泣いた。全ミラニスタが泣いた。

彼がミランに在籍していた時間はそこまで長くない


wikipediaより

イブラは数シーズンごとにチームを変えていました。よってミランでの時間も計6シーズン。最初の在籍は2010年。ちょうど僕がミラノに来て半年後でした。そして2010-11シーズンでスクデットを5期連続優勝のインテルから取り返します。バルセロナで成功せず、落ち目かと囁かれていた時期でした。

僕が決められるのなら、ミランを離れることはなかった。

そこから翌シーズン終了後にミラン(ベルルスコーニ)の懐事情により、PSGに移籍。結果的にはパリでの出場数が最多となりました。同時にミランは長く果てしない暗黒期に入ります。2012-13シーズンから8位、10位、7位、6位、6位、5位、6位。と、中堅チームに脱落しました。ヨーロッパの大会でも全く結果を出せませんでした。本田圭佑が在籍していた時期は2014-17と、この頃になります。

出口の見えないトンネルを進んでいたミランにある一筋の光が差し込みます。2019年12月末ナポリへの移籍がほぼ決まりかけていたイブラが急遽ミランに戻ることが決定しました。その時のエピソードは昨年出版された自伝「アドレナリン」に書いてあると思うので、皆さん読んでみましょう。僕も今の本が読みおわったら読みますwww

2019-20シーズンは6位でフィニッシュ。2014-2019までに監督が8人変わるという地獄のようなタイミングでイブラは戻ってきました。この時すでに38歳(今のクリロナと同い年)で、一人でどうにかできる年齢ではありません。

「落ち目のミランで何ができる?」

「ミランに再度栄光を」

当時は誰も信じていませんでした。それから2年…

ミラノではスクデットとCLを制した選手しか覚えられない

かつての栄光を知る選手はおろか、世界を代表する選手もいない若いチームがどんどん強くなっていきます。トナーリ、ベナセル、テオ、レオンと世界トップレベルのクオリティの選手が多く誕生しました。暗黒期をひたすら見ていた自分としては、2020-21シーズンの2位フィニッシュはマグレだと思ってました。そこからドンナルンマやケシエが抜け、補強もあまりうまく行ってないように思えた翌シーズンの期待値は高くなかったです。しかし、チームに与えた影響力は絶大で、シーズンを通して戦えるチームになっていきました。

優勝セレモニーもイブラ感全開。唯一無二。それは昨日のスピーチでも変わりません。

スウェーデンという決してサッカー大国ではない国で移民として育ち。欧州のトップチームを渡り続け、そこからアメリカに渡り、さらにミラノに戻ってきてもずっとイブラであり続ける彼のカリスマ性とプロフェッショナルは誰にも真似できないしょう。彼が戻ってこなければミランの優勝はあと10年かかってたかもしれません。このスピーチまでチームはおろか、奥さんにも引退することを黙っていたのもまさにイブラ。最後の最後までイブラでした。

「俺は王として来て、伝説のように去る」

タタルシャヌもお疲れ様!

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