アカツキ(3932)のFY2018海外売上高予想から見えるもの

 ゲーセクの注目銘柄アカツキ(3932)について、以下のような情報を得たいと考えている方向けに情報を発信させて頂きます。(ニッチな内容の記事ですが、業績予想方法の一例としてもご参考にどうぞ)

FY2019 通期業績を予測する上で、海外売上高(ドラゴンボールZドッカンバトルの海外売上高)を知りたいが、IR資料に明記されていないので知りたい。

・アカツキの今後を予測する上で、参考となる情報を得たい。また、過去のIR資料を遡って確認、計算するのは手間。

【免責事項】
・投資のご判断は自己責任でよろしくお願い致します。
・筆者個人の予測が含まれるため、記事の正当性の保証はできません。
・記載されている内容はあくまで筆者個人の予測値となります。また、計算の仕方によって、結果が変わる可能性がございます。(四捨五入等)


■はじめに

 ハートドリブンでお馴染みの塩田元規社長が率いるアカツキ(3932)。浮き沈みの激しいゲーセク銘柄の中で、ヒットを連発できる実力を持っているにも関わらず、割安なPERとなっており、今後注目の銘柄の一つです。(私は塩田社長のファンでもあり、応援しています。)

 そのアカツキが手掛けるゲームアプリの中で、特に大きな収益をあげていたドラゴンボールZドッカンバトル(以後、ドッカン)の売上減速も見えたことから、FY2019 通期業績予想に向け、「ドッカンの成長がストップした前提の売上予測」をしないといけない状況となりました。

それはつまり、海外売上高の伸びがストップした前提を立てることを意味します。(ドッカンは、同社最有力のグローバル展開アプリであるため)

その前提を立てる上では、「そもそも直近のFY2018の海外売上高は?」を知る必要がありますが、どうもアカツキ、海外売上高は最近のIR資料には明記しない方針にしているようで、、過去のIR資料の断片情報から予測する他ありません。

そのため、過去のIR資料を並べ、FY2018の海外売上高を予測してみましたので、紹介させて頂きます。

また、そこから見えた海外売上高は意外なもので、アカツキの将来性を感じさせる結果となりました。

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