感情状態と記憶

ヒトはポジティブであれ、ネガティブであれ、感情を伴った出来事のほうが記憶に残りやすい。

悲しい時にケーキを食べたとして、悲しい時にケーキを思い出す。
これを気分状態従属効果または気分依存効果といいます。

気分状態従属効果と関連するものに気分一効果というものがあります。
これは「悲しみの感情状態にあるときには、過去の悲しかった記憶が思い出されるようになるように、特定の感情価と一致する感情を伴う記憶が想起されやすい」というものです。

ヒプノセラピーでは 今感じている感情を手掛かりに、過去の出来事でどんなことがあったか、すっかり忘れていた過去の出来事を潜在意識にアクセスして、例えばその時の自分や親との関係、友だちや先生から言われた何気ない一言などからショックを受けた原因を紐解いていきます。

ヒプノセラピーは日本語で催眠療法といいますが、
催眠術にかかるなんて、とても特別な体験のに感じられていられるかたもおられるでしょう。

あまりにも辛い感情に飲み込まれているときは、過去の体験から引き起こされています。
感情を手掛かりにつらい過去を赦し、開放して軽やかになっていきましょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?