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記憶と記録


思い出になるには
十分な時が過ぎたな
君はどうだろうか
そんなことももう考えなくなった

君とは沢山の太陽を見たね
包み込む様なピンクだったり
目も眩む様な黄金だったり
淡い光で見守る様な白色
全てを思い出に

道は違えど1番の理解者ではいよう
そんな言葉が
冷酷な温もりが
君を思い出にさせてくれない

炎の中心だったあの街
3時間6000円のキングベッド
線香花火は二度の寒さに耐えきれず
笑い合った事さえも固まっていく
全ては思い出になる

君と連絡しなくなってから
少しは時間が経っただろうか
君を思い出にできたことが
私を大人たらしめるのだろうか

さようなら
ありがとう



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