【エッセイ】 現実と理想〜来世では幸せになってほしい〜
現実
鎖でつながれた自由な世界
少しても遠くに行くものなら 痛めつけられる
それでも不自由だと思わないのはなぜ？
あいつの呪いがかかっているからさ
たたかれて つねられて 理不尽なルールも
それが間違いだって、誰も教えてくれない．
初めて知った、自分は不自由な世界で生きてきた
教科書に載っていた。虐待というたった2文字。
遅かった。もう少し早く気付けば
精神科に行った、遅かった。
長年の呪い、習慣はそう簡単に解けない
コツコツとカウンセリングを受ける。
サツも役所も誰も、見て見ぬふり
いつまでたっても呪いにかかったまま
だれかこの呪縛から解放して
どれだけ助けを求めても駄目だった
逃げることすらできない
とても強い呪い 洗脳されている身内．
だれか助けて 手を伸ばした先には誰もいない
高台から見えるタ日 そこで消えよう
その前にあいつを殺って
あいつの存在を自体消そう。
殺りたい気持ちと消えたい気持ちどちらも負
私の人生ずっと負のスパイラルだった
消えたところで悲しむ人なんていない
時が経つにつれて
私の存在なんてなかったことのようになる
最後に一つ 来世は正のスパイラルで生きてね
バイバイ
おしまい
©️七沢 心空
理想〜来世〜
手と手でつながれた自由な世界 遠くに行っても
あたたかく見守ってくれている すてきな世界だ。
前世でどんな素晴らしい徳を積んだのだろう
絵に描いたアットホームな家族
みんなで食事をして、テしビを見て笑って、
時にケンカをして、
それでも、仲直りのケーキを食べて、またニコり。
家族は一つのお守りみたい。どんな時にも
適度なキョリで、近すぎず・遠すぎず
誰よりも理解してくれている。
誰か助けて 手を伸ばした先には
いつも家族がいる。
ある時、家族とはちがう
最強の人と出会った
その人と一緒にいると心があたたかくなる。
別れ際、心がぎゅっとしめつけられて、寂しくなる
もっとこの人と一緒にいたい。
ある日、長年したホームに別れを告げた。
新たなホームで生活をする。
二人で映画をみたり、野球を見に行ったり、
ライブを観に行ったり、たわいない話で笑ったり
いいことはかりではない
すれ違う想いで、何日も話さなかった
こんな経験初めてだ
うちの家ではどうしていただろう？
ケーキを買って帰る
「一緒に食べようよ」自然と笑みが溢れる
絡まった糸が解けた。
幸せな気持ちと感謝の気持ちどちらも正
前世でどんないいことしたんだろう
ありがたいな。
私の人生、だいたい正のスパイラルだったかな
キミとこの先も過ごしていきたい
最後に一つ
来世も正のスパイラルで生きられるように
おしまい
©️七沢 心空
オフトーク
はじめに
最近心空さん荒れてません？
荒れている訳ではないので、ご安心ください。
爆音で音楽を聴いているくらい元気なのでご安心を
(↑いや、十分荒れてますよ)
冗談はさておき。
『歌詞を読む』を始めて、歌詞を読むことが楽しく。
自分も想いを書こうって気分になって書いていたらこうなりました。
病んでると思わないでほしいです。
こんなこと書いていますが、元気です♪
今回は、心空の現実と
叶えられなかった今を
来世に託す理想
現実に関しては、生々しい気持ち。
父親からの身体的虐待・精神的虐待である
それに気づいたのは、２０歳の時。大学の講義。
うちの家庭と同じ事例が載っていたことがきっかけだった。
もちろん警察・司法・行政に相談したが
何の解決にもならなかった。
唯一手を貸してくれるのは病院の先生だけ。
その先生の言葉を信じるしか今は生きていくことができない。
そもそも小さい頃から何度も消えたいと思った。
その前に殺ってやると思った。
書いては消しての繰り返しだった。
世の中に似た境遇・もっと大変な状況に置かれている人は、たくさんいると思う。
教員になってから、我が家より大変な家庭があるのをみた。通報だって行った。
だから、自分の人生は諦めようと思った。
来世は、いい人生を歩めますようにってね。
理想
素敵な家族像を描くことができず苦戦しました。
ただ、最強の味方であってほしい。
家にいても、過敏性腸炎にならない環境であってほしいなとは、思う笑
過去を引きずって、あの時こんなことされたからといつまで経っても、ケンカのたびに引き合いに出されるのではなく、ケーキを食べて仲直り。
それ以降持ち出し禁止みたいな素敵な空間がほしいなと思って書きました。