【凝りのメカニズム】
こりのメカニズム
すべては筋肉が硬くなることから始まる
筋肉は弾力のあるゴムのようなもので、A地点とB地点、2点を結んでその距離を近づけたり遠ざけたりしている。
ところが、Aの部分が別の筋肉に一方的に引っ張られると、筋肉はこれ以上いかれたら困るとブレーキをかける。
筋肉はただ黙って伸びたり縮んだりという動きを繰り返しているわけではなく、筋肉には、今どんな状態にあるのかを
察知するセンサーが仕込まれている。
そのセンサーが筋肉内にある筋紡錘、筋肉と骨を結ぶ腱にあるゴルジ腱器官。
筋紡錘は筋肉の長さ、コルジ腱器官は張力をセンサーし、常に筋肉の緊張状態をコントロールしている。
特に、筋肉が伸びながらパワーを発揮する際に、これらのセンサーは敏感に反応する。
『例えば、僧帽筋。この筋肉は肩甲骨を引き上げたり上方回旋させる役割を果たしますが、その拮抗筋は広背筋。
広背筋は肩関節を介して僧帽筋と引っ張り合っています。
広背筋の引っ張るパワーが強いと肩甲骨は肩甲骨は下にもっていかれてしまうので、僧帽筋が硬くなって、その動きを防ごうとするのです。
じわじわと筋肉が硬くなっていくため、自覚しにくい。
もしくは全く自覚なしという”隠れこり”のようなケースに陥ることもある。
筋肉が硬くなると、筋肉内の血管が潰れて血液循環が滞る。
血液に乗って運ばれてくる酸素の量が減る。
筋肉内にキープされている糖質は、酸素を介してエネルギーに変換されるが、酸素不足になると糖質のエネルギー産生プロセスで発生する乳酸などの物質が、そのまま筋肉内に取り残されてしまう。
筋肉はますます硬くなり、だるい重いといった違和感や不快感などのこりの症状が表れることになる。
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