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自著紹介 『学園ゴーストバスターズ 夏のおもいで』

 自著紹介5日目は『学園ゴーストバスターズ 夏のおもいで』(三國青葉 2018年10月 小学館文庫 キャラブン! カバーイラスト:トミイマサコさん カバーデザイン:西村弘美さん)です。
 この作品は昨日投稿いたしました『学園ゴーストバスターズ』の続編となります。

 望月冴子と一色恭夜は、特殊能力アリの中学生。冴子は自ら出現させた刀で「霊を斬って成仏させる」し、憑かれ体質の恭夜は「霊を説得して成仏させる」ことができるのだ。
 ある日、ふたりは近所の病院の看護師から「院内に棲みついた霊を見てほしい」との依頼を受ける。それは搬送されてすぐ亡くなったおばあさんの霊で、さっそく恭夜に憑依して曰く「少女時代に命を救ってくれたお医者さんにお礼を言いたい。この病院にいるはずだから捜して」。というのも亡くなる直前、おばあさんは昔とまったく同じ姿をしたそのお医者さんを、院内で見かけたというのだ…。(裏表紙のあらすじより)

 私は昨年の春まで約30年間自宅で小中高校生の学習塾をしていました。子どもたちとともに過ごしながら感じたり考えたことのすべてを、『学園ゴーストバスターズ』と『学園ゴーストバスターズ 夏のおもいで』に注ぎ込んだといっても過言ではありません。おとなも子供も、心優しい人々が唇をかんでうつむかなくてはならないことが多い今の世の中。しんどい思いをされている方々の心にそっと寄り添う物語を書きました(^^)

 今作の第4話「金平糖」は、地元ゆかりの戦国武将三好長慶の弟実休の重臣篠原長房と近しい人物(霊)が登場します。読んで号泣しましたというご感想をたくさんいただきました。

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