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地域学習…”防災体制” 中学生がやって来ました💖

今年も地域の中学生、池上中学校の生徒さんが、総合的な学習の時間の地域学習として、みくに幼稚園にやって来ました。

今年のテーマは、地域の各施設の防災…本園の防災体制について聞き取りに来ました。

今年は、新年早々の能登半島地震…本当にいつ起こるかは分かりませんが、地震大国日本…異常気象も手伝って、災害は忘れたころにやってきます❗❗

本園でも、昨年「危機管理マニュアル」を一新し、より実効性のある防災・防犯体制を整えました。


幼い子どもたちの命を預かる幼稚園として、中学生ではなかなか想像できない特色をお話しました…

例えば、横須賀市の小中学校では、朝の時点で「暴風警報 等」が発出されたいたならば、原則休校となります。生徒は、自宅学習です。

幼稚園でも、同じように暴風警報等危険と判断された場合は、休園措置を取ることがあります。
でも、園児は一人で家に居られません…そして、お仕事を持つ保護者の方も多くいらっしゃいます。そのために本園では「特別保育」を実施します。

幼稚園周辺の安全が確認されたならば、園バスの運行は取りやめますが、保護者の責任での送迎で、8:00~17:00までお預かりします…

こんな話をすると、中学生は…
  そうですね…幼児は一人でいられませんね
  働いている人は、幼稚園がやっていないと困りますね
  先生たちが守らないと、園児の皆さんは助からないですね…

色々な気づきをもって感想を述べてくれます。


園児一人ひとりが入園の時に準備をする”防災リュック”や、幼稚園の備蓄品の中でも、オムツや衛生用品、食べやすい防災食…興味深めに耳を傾けてくれました。

東日本大震災の時でも、有事の時に地域で活躍した中学生の話などありますが、美談として語るのではなく、まずは、(援助者になるためにも)「自分の命を守る」行動を中学生にも取っていただきたいと思います。

地域の防災を学習して、様々な場面で頑張る中学生を応援していきたいと思います!!