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親権の話

のっけから何だけれども、私は今回の共同親権には反対である。
私には子どもがいない。ただ、我が家は私が幼い頃から、両親の不仲がありそして、母親の奇行に近い虐待があって苦しんでいた。
もし、両親が勇気を持って離婚を選択したら、私は迷わず父について行ったと思う。
子どもはそんなに無邪気ではないし、そして親に洗脳されるほど、のろまでもないと私は感じている。離婚というのは、すなわちどちら側について行けば、より自分に得か、より幸せに生きられるかという究極の選択なので、そして子どもというのは親が考えているよりも、ずっとずっとクールなので、そこで間違える子どもはまず、いないと思う。逆に言えば、親権が取れなかったという事実は、すなわち子どもに信頼されていないのだとはっきり受け止めた方がいいと、私は思う。
それで、一体自分が本心から信頼していないもう過去の親に、自分の人生の決定権を持って欲しい子どもがどれだけいるだろうか?
両親が揃っていればそれで幸せ、というのは社会のそして大人のエゴである。繰り返すが子どもはそんなに馬鹿ではないよ。


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