具合が悪い時の「簡単なもの」は簡単じゃない。
自分や相手との関係が良くなる魔法のツール
ひとりのお母さんの「息子と気持ちを通わせたい」という強い願いから生まれたLove smart card。
NVCと[53の道徳]をベースに作成されたこのカードは、NVCの入門として使うのもおすすめです。
今日は、このカードの擬似体験をあなたにお届け!
「私よりじいちゃんを取るのか!?」
先日、PMSで辛かった時のこと。
夕飯作りは無理だなと思い、ウーバーイーツを検討。
ですが…よく見ると商品一つあたりの単価が、店頭で買うより300円ほど上乗せされていました。(そこで利益が発生するんですね、知らなかった…)
それって、我が家から車で10分のところにあるモスバーガーにしようと思ったら、息子と私で3,000円は軽く超えるわけです。
食べ盛りの男子なので…
でも店頭で買えば、1,800円くらいで済むわけです。
なら車で買いに行くか、と。
でもそもそも私は体調が悪いわけなので…同居している私の父にお使いを頼むことを提案。(我が家は2世帯なので、両親とは食事は別で用意します)
父は運転大好きなので、むしろ喜んで行くのですが…
そこで息子が一言。
「なんかじいちゃんにいつも頼んで悪い気がする。今日はやめない?」
そしてこんな会話が交わされました。
その瞬間、私は泣きたくなって自分の部屋に篭りました。
そして涙が落ち着いたところで…
70枚ほどある感情のカードの中から私の感情を言葉にしてみました。
こうしてカードを選んでみて。
私は体調が悪い自分を守りたいと思っていて、それができなくなったことで引き裂かれるような痛みと、希望を失った感覚を持っていること、がわかりました。
それじゃあ次に。
ニーズのカードから「私が大事にしたかったニーズはなんだろう?」と選んでみました。
大事にされたいし、大変なときはお互いさまだよねって助け合いたいわけで。何より、体を休めたい。
そして何より一番ショックだったことは、息子が「お母さんへの配慮」よりも「じいちゃんへの配慮」を選んだこと。
正直私にとって父は、優しさの対象ではないのです。
というのも私の幼少期。
家庭での父の言動によって、私や兄、母は精神的負担を負い、各々、チック症やら拒食症やら、うつ症状が出ていたからです。
でも息子は、そんな祖父の姿は知らないのです。
私の母を罵倒して散々泣かせたことも、兄に殴りかかったことも。
だから、息子にとっては私も父も、同じ立ち位置。
私が父に対してあまり良い感情を持っていないこともピンとこない状態。
そんな息子の「配慮」が、私ではなく父に贈られたことに私はひどく傷つき、絶望していたんです。
ここまでを終えて…私は息子に、こう伝えました。
すると息子は…「じゃあカレーとかでよければ。時間が取れればできるだけ手伝うよ。」と答えてくれました。(いや、こっちはカレーすらしんどい時は無理ですけどね…それはさておき)
これ、昔の私だったらきっと、
ってまくし立てたはず。
そうやって息子に罪悪感を植え付け、考えを変えさせて。
結局後で「私、最悪な母親じゃん」って泣き崩れたり。
実は今でも時々そうしたくなる自分も出てきますが、NVCのおかげでだいぶ成長はしているようです。
こちらのLove smart cardは
あなたもオンラインで、私と一緒にお試し体験をすることができます!
こんなふうにカードの詳細だけ確認したい場合は、こちらからどうぞ
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