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「感情」は、大事にしたいことが満たせているかどうかのサイン


先日から4回に分けて、気持ちが整ってモヤモヤがおさまるコツをご紹介しています。

前回の内容を少しおさらいすると…
気持ちを整えていく時にはNVCの4つのステップを意識していく、というお話をしました。

この4つのステップとは、

観察
感情
ニーズ
リクエスト

なのですが、今日は「②感情」について学んでいきましょう。


※前回の「①観察」についてはこちらをどうぞ


ところでこの「感情」は比較的、自覚しやすいですよね。

イライラする。
腹がたつ。
悲しい。
辛い。
苦しい。
しんどい。

子供に対してググーッと感情が湧き上がってくることは多いと思います。
あとは職場の人とか、両親とか、ママ友とか。


その感情を、さらにもっと丁寧に見ていく。
感情を捉えて自分を知っていく。

それがNVCの感情のステップです。


例えば前回もお話しした、「子どもがゲームをしていて、お風呂に入っていない」とき。
イラッとするのはもちろん、実はいろんな感情が隠れているのをご存知でしょうか?

うんざりした。
落ち着かない。
ヤキモキする。
がっかりした。
ピリピリした。
神経にさわる。
途方に暮れる。
不満な。

いかがでしょうか?

イラッとする場面にも、実はたくさんの感情、語彙がありますよね。


そしてこういった、いわゆるネガティブな感情を自覚した時。
この瞬間、あなたの大事にしたいことが「犠牲になっている」「満たされないでいる」そんなサインなのです。


じゃあ逆にポジティブな感情だったら。

嬉しい。
暖かな。
穏やかな。
安心した。
愉快な。
ウキウキした。
リラックスした。


こういった感情の時は、あなたの大事にしたいことが「満たされている」サイン。

つまり「感情」というものは、「自分の”大事にしたいこと”が満たされているかどうか」を教えてくれている、ということなんですよね。


まずは、自分の中にどんな感情があるかを知る(語彙を増やす)こと。

そして、感情は「自分の”大事にしたいこと”が満たされているかどうか」を教えてくれているということ。


自分の内面に意識を向けて感情を探究していくのが、NVCの「感情」のステップです。


あなたは最近、どんな時にネガティブな感情が出てきましたか?

どんな時にポジティブな感情が出てきましたか?

そしてその時、どんな感覚があったでしょうか。


言葉にはならなくても、息苦しかったり重かったり、チクチクしたり。
はたまた胸がじんわりしたり。
そんな体感もぜひ思い出してみてくださいね。


それでは次回は、一番の重要ステップ「③ニーズ」について解説していきます。

どうぞお楽しみに!


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