「感情」は、大事にしたいことが満たせているかどうかのサイン
先日から4回に分けて、気持ちが整ってモヤモヤがおさまるコツをご紹介しています。
前回の内容を少しおさらいすると…
気持ちを整えていく時にはNVCの4つのステップを意識していく、というお話をしました。
この4つのステップとは、
観察
感情
ニーズ
リクエスト
なのですが、今日は「②感情」について学んでいきましょう。
※前回の「①観察」についてはこちらをどうぞ
ところでこの「感情」は比較的、自覚しやすいですよね。
子供に対してググーッと感情が湧き上がってくることは多いと思います。
あとは職場の人とか、両親とか、ママ友とか。
その感情を、さらにもっと丁寧に見ていく。
感情を捉えて自分を知っていく。
それがNVCの感情のステップです。
例えば前回もお話しした、「子どもがゲームをしていて、お風呂に入っていない」とき。
イラッとするのはもちろん、実はいろんな感情が隠れているのをご存知でしょうか?
いかがでしょうか?
イラッとする場面にも、実はたくさんの感情、語彙がありますよね。
そしてこういった、いわゆるネガティブな感情を自覚した時。
この瞬間、あなたの大事にしたいことが「犠牲になっている」「満たされないでいる」そんなサインなのです。
じゃあ逆にポジティブな感情だったら。
こういった感情の時は、あなたの大事にしたいことが「満たされている」サイン。
つまり「感情」というものは、「自分の”大事にしたいこと”が満たされているかどうか」を教えてくれている、ということなんですよね。
まずは、自分の中にどんな感情があるかを知る(語彙を増やす)こと。
そして、感情は「自分の”大事にしたいこと”が満たされているかどうか」を教えてくれているということ。
自分の内面に意識を向けて感情を探究していくのが、NVCの「感情」のステップです。
あなたは最近、どんな時にネガティブな感情が出てきましたか?
どんな時にポジティブな感情が出てきましたか?
そしてその時、どんな感覚があったでしょうか。
言葉にはならなくても、息苦しかったり重かったり、チクチクしたり。
はたまた胸がじんわりしたり。
そんな体感もぜひ思い出してみてくださいね。
それでは次回は、一番の重要ステップ「③ニーズ」について解説していきます。
どうぞお楽しみに!
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