「ありのままでいい」は私にとって、最も残酷な言葉だった
食器用洗剤を液体石鹸に変えた、コミュニケーション専門家/MIKUです。
秋冬に向けて、手荒れ防止のために。
そして、石鹸なら海に流れた後に自然分解されると聞いたので。
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今日は、悩めるお母さんからいただいた質問について!
「子どもが「みんなと同じようにできない」って自分を責めてます…」
不登校の子どもが、
「”当たり前、普通”と一般的に言われていることをできない自分」
を責めてしまう。
これね、ツラいですよね。
言ってる本人も、聞いてるお母さんも。
そういう時、こんなアドバイスの仕方を耳にすることが多いのでは?
その昔、円形脱毛症やら拒食症やらでリストカットを繰り返し、10年間心のお薬を飲み続けて自分を責めるのが大得意だった私だから言えますが…
この声がけ、逆効果かもしれないですよ…!!!
だってね、本人は「みんなと同じでありたい」んですよ。
本当は普通に学校にも行きたい。
友達と遊びたい。
でもできなくて、苦しいんです。
そこに「あなたはありのままでいいんだよ」みたいに言われると
って言われてる気がする…
(あくまで私の場合はですが…)
実際、学生時代に母や心療内科の先生からそう言われた私は、悔しくて虚しくて涙が止まりませんでした。
そんな私がどうやって自己否定から抜け出したのか?
NVCに出会う前。
子供の頃からの自己否定が抜けないまま、家事も育児も仕事もちゃんとやりたかった私。
「完璧にしたいのにできない自分」を責めていました。
土日は家事もちゃんとやって子供を遊びに連れて行きたいのに、身体中が痛くて何一つ終わらない。
平日もちゃんとご飯を作って子どもとおしゃべりしたいのに、現実は適当なものを作って子どもに怒鳴り続ける。
周りから何度、こう言われたことか。
でもそれらはむしろ、私の心を追い詰めていきました。
だって、誰がなんと言おうとちゃんとやりたいのですから。
努力したいんですから。
「私はありのままを認めなきゃいけないの?」
私のありのまま=できない自分を認めなきゃいけないの…?
「自分らしく」「ありのまま」なんて最悪だ!!
そう思い詰めていた時に、NVCに出会いました。
そしてNVCを通して自分を見たとき、こう言葉が変わりました。
そう、私は大事にしたいことがあるからこそ頑張っていて、
大事にしたいことのためにもがいてただけ。
そうわかった瞬間。
何も責める必要もないし、認めるとか、できるできないの問題じゃなかったことがストンと腹落ちしたのでした…
まとめると…
もし子どもが「みんなと同じようにできない」って自分を責めてたら。
こう受け止めるのはどうでしょうか?
子どもは、ありのままでいたいわけじゃないかもしれない。
本当は何を大事にしたくて苦しんでるのか…?
代わりに言葉にしてあげられると、子どもの心が少し楽になるかもしれませんね。
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