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少し前の出来事ですが、お出かけから帰ってイヤリングが無いことに気づきました…。焦って探しまくる私。

その様子を見た息子からは、てっきり「ちゃんと探したの?」とか「〇〇で落としたんじゃないの?」とか言われると思っていたのですが…

なんとこう言われたのです。

「それってお気にだったの?」

思わず「うん、すっごいお気にだったの」と答えると…
「そっかあ、それなら無いとショックだよね…」と。

思いがけず寄り添ってもらえたことにびっくりしたし、すごーく嬉しくなって。その上、ちゃんと家の中で見つかりました!


今日のお話は、先ほども出てきた息子のこと。

私の息子は今高校2年生なのですが、いつも定期考査の前になると1ヶ月くらい、勉強をしまくります。

しかも、やり方がとても素晴らしい。

まずは学年で何位になりたいか、目標を決めます。
そして科目ごとに、今回の点数の目標を立てて。
その点数を取るために、どこを重点的に勉強するか決めます。
そして土日は10時間を目標に、平日も3時間ほど勉強。

この、細かい目標を立てるところが本当に素晴らしい。
目標がないと、人って達成が難しくなります。


例えば「痩せたいからダイエットする!」と言ってる人は、まず痩せることはありません。

痩せることができるのは、「○月までに○キロ痩せるたいから、そのために今月は△△をして、来月は◇◇をするぞ!」と具体的に目標を立て、そのために何をするか考えられる人なんです。

そうやって誰も教えていないのに目標設定をし、着実に勉強を積み重ね、前回の定期考査では見事学年3位になった息子。

これまでも20〜10位以内にはいたのですが、3位は流石にびっくり。


…と、こうして書くと「成績優秀で、目標に向かって努力できる素晴らしい子」なのですが…

実は息子、中2の夏までまっったく勉強をしない子でした。

通知表も1〜2しか並ばず、「勉強する意味がわかんない」と言ってYouTubeばっかり見てました。


そんな息子がなぜ、勉強をする気になったのか?

私が声かけを変えた?
ご褒美を用意した?
将来の目標ができた?

…実はどれも違います。


実は息子は中2の時、友達に「勉強が全てじゃないでしょ?」とかっこいいことを言ってみたんだそう。

そしたら友達に、「成績がほぼ最下位のお前に言われても説得力ないよなー」と言われ。

「確かに!勉強できる奴が言わないと、ただの負け惜しみじゃないか!」と気づいた息子は、”勉強ができるなのに、「勉強が全てじゃない」と言える人”になろうと思ったんだそう。


誰かの言葉でふっと自分自身への探究が起こり、気づくことってありますよね。

当時の息子が大事にしようと思ったニーズはきっと…自分自身への「誠実さ」「正直さ」「自己表現」だったんじゃないかな。

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ニーズに気づくことは、最高のパワーを引き起こす。

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息子の自己対話の姿勢から学ぶことは、私もまだまだありそうです。


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