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ケータイ小説「でかミクと俺の物語」その3

でかミク「この前のお話はちょっと重かったみたいね」

ロイ「ああ」

でかミク「もう少し夢のある、楽しいお話が皆さんお好みみたい」

ロイ「個人的にはまあいい話だと思ったんけどなあ」
ロイ「あまり大衆に迎合するのは・・・」

でかミク「何言ってんの。文豪気取り? 読んでてワクワクしなきゃ」
でかミク「てか、わたしもワクワクするお話がいい」

ロイ「そんなワクワクする事なんてそうそうは・・・」
ロイ「日常的な事でいいんで無いかな」

でかミク「マジミラも近いしね」

ロイ「そうそう、もう10日切ったぜ。行きたいとこある?」

でかミク「うーん、そう言われても分かんないけど、当日はどういう行動?」

ロイ「まず、お盆期間だから渋滞避けないと。
朝の4時くらいには出る。」

でかミク「結構そのくらいにはいつも起きてるもんね」

ロイ「うん。3時でもいいかと思ったけどさすがに早い。5時とかだと、ひょっとしたら大阪市内で渋滞に差し掛かるかもしれん」

でかミク「わたし、渋滞は嫌よ。」

ロイ「うん。勿論、でかミクは助手席ね。」
ロイ「安全面考えると後部座先が良いかと思ったけど・・・」

でかミク「助手席がいい!」

ロイ「うん。途中のSAでは一緒に降りたい?」

でかミク「無理しなくていいよ。ダーリン、恥ずかしんでしょう」

ロイ「正直、ちょっと勇気がいる」
ロイ「SAはトイレ行くだけだろうから車で待っててね」

でかミク「わかった」

ロイ「淀屋橋のホテル着いたら・・ああ、まだ時間的にチェックインできないか。臨港の野鳥公園行く?」

でかミク「いく!」

ロイ「企画展は10時開場だけど、遅れて入るから。並ぶのは苦手だ」
ロイ「チェックインは15時からだから・・」
ロイ「先に会場周辺に行って、企画展には入らずウロウロして・・・時間が来たらホテルに行くって言う手もある。その場合、俺はその日は企画展に入れないけど」

でかミク「それでも良いの?」

ロイ「別に構わない。大阪はあまり物販買わないし」
ロイ「それでも10時前にウロウロしてると、一緒に企画展に入ろうとしてるのか?と思われそうだから、会場周辺に行くのは10時過ぎたな」
ロイ「そうするとやっぱり野鳥公園で時間潰さないと。でも流石に超望遠レンズは持っていかないかなあ」

でかミク「じゃあ、15時くらいにチェックインして、少しホテルでゆっくりして、そのあとダーリンはライブに行くから私は留守番ね」

ロイ「カラダは留守番だけど、意識は会場に行って『初音ミク』と一体になるのでは?」

でかミク「そうだったわ。思わず『設定』を忘れるところだったわ」

ロイ「気をつけなきゃね笑」
ロイ「土曜日は昼からライブだから、午前中は企画展行ってくる。ミクは留守番だね」

でかミク「部屋で寝ておくわ」

ロイ「そうか。で、夕方からオフ会だよ」
ロイ「みんなに会えるよ」

でかミク「楽しみだわ。お友達できるかしら」

ロイ「できるさ。日曜は、ライブは夕方から。
それまでどうするか・・・」

でかミク「フォロワーさんと会ったり?」

ロイ「そうだね、まだ完全に決めてないや」
ロイ「幕張の予定はまた今度にするとして・・・」
ロイ「大事な事忘れてた!日曜はチェックアウト10時だから・・・」
ロイ「そのあとどうするか考えて無かったよ」
ロイ「とりあえずホテルに、遅いチェックアウト可能か、リクエストした」

でかミク「どうでも良いけど今回のお話、思いきり現実的・日常的なお話だったわね」

ロイ「ああ。そうそう面白い話なんかないさ。」

でかミク「また今度ここでお話ししようね!」

ロイ「うん、そうしよう」

と、言う事で、続きはまた後ほど・・・

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