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助産師が教える離乳食のはじめかた


私は助産院で毎月赤ちゃんサロンを開催しています。毎月テーマを変えて、育児に役立つ情報を提供しています
その中でもダントツでお母さんたちが悩むのが「離乳食について」です。

これから、助産師の目線から

「離乳食がうまくいく方法」

をご紹介していきます



①離乳食の始め方、わかりますか?

離乳食の始める時期はいつからですか?あなたはなんと答えますか?
以下に示すのが良くあるパターンです

  1.  3.4ヶ月健診で5ヶ月から開始しましょう!と説明を受けた

  2.  周りが始めていたので、はじめた

  3.  誰かにすすめられて、はじめた

実は、これ、すべてが間違いです
その理由は、

1. 日本では、5~6ヶ月の間にはじめるのがのぞましいとされています
5ヶ月になったら、はじめる、、という意味ではありません

2. 周りの子とあなたの子は発達が同じでしょうか?
小さく産まれた子は、発達が未熟なことが多いです。例えば、4000gで産まれた子と、2500gで産まれた子では、成長の仕方が異なります
周りの子は参考になりません

3. あなたにすすめてきた誰かは、あなたの子供の発達段階を理解しているのでしょうか?自分の経験から助言しているだけではありませんか?
専門家ではない方の助言は絶対ではありません


②離乳食を始める時期とは?

では、離乳食を始める時期はいつからでしょうか?
以下を目安にはじめてみてください

  • 生後5から6ヶ月の間である

  • 首がすわっており、両方ねがえりができる

  • 5秒以上支えなしで座れる

  • スプーンを入れても押し出さなくなる

  • 食べ物に興味をしめす

これらすべてが整ったらはじめましょう!


③時期を間違えると・・

お子様の発達を考えずに、早く開始してしまった場合、
大体は離乳食を食べない、進まない、同じものしか食べない、、等の悩みがでてきます


それは、お子様の準備ができていないからです
想像してみてください


・まだ座れない子がきちんと「ゴックン」できますか?
・首が据わってない子が「ゴックン」できますか?
・スプーンを入れて押し出す子が「ゴックン」できますか?
・食べ物に興味がない子が、訳の分からない物を口に入れられたとき、
どんな思いになるでしょうか?


大人の都合でどんどん離乳食を与えると子供は、むせたり、おえ~となったり、苦しい思いになりませんか?

「離乳食=いやな物」

と、捉えるようになります
それが、後々の離乳食が進まない理由になっていくのです


急がずに、離乳食を始める前に
まずは首が据わり、寝返りを両方できることを手伝ってあげましょう
離乳食はそれからで大丈夫です


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