日本キリスト改革派岡山教会 2023年12月24日礼拝説教(ヨハネの手紙一3章18〜24節)
↓前回の説教↓
◎聖 書:ヨハネの手紙一3章18〜24節
◎説教題:「誠実に愛し合おう」
〜あなたの愛のうちに神様が共にいてくださる〜
◎説教者:柏木 貴志牧師
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【メモ】
◎『ヨハネの手紙第一』のテーマ…「神は愛である」「神の愛が形になったのがイエス・キリスト」「神に愛されているのだから、互いに愛し合おう」
◎ヨハネ「愛しなさい。あなた方はすでに、無条件に、神に愛されているのだから。“あなたはここに居て良いんだ”と、神様に肯定されているのだから」
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“世”は条件付きの肯定。何か秀でたものを持っていなければ、居場所を与えられない。
→それでも、否、だからこそ、クリスチャンは「赦されている者、愛されている者として生きよ」という神の召命に従う。だから“世”から憎まれる。
◎救い=「赦されている者・愛されている者」としてのアイデンティティの回復
◎18節「誠実に愛し合おう。」19節「自分が真理に属していること」
→ここでの「誠実」と「真理」は同じ言葉。
「誠実な愛」は「(神からの)真理」の反映。
自分の内に神の真理が働いていることを知って、私たちは「安心」出来る。
◎20節「心に責められること」…誠実に愛そうとすればするほど、自分の愛の不完全さ、神の愛との落差が嫌でも見えてしまう。
「お前はクリスチャン失格、いや人間失格だ」と良心が責められる。
◎では、どうする?
(ア)「どうせ自分には無理だ」と、愛することを諦める。
(イ)「周りがどう言おうが、私が神であり、私はすでに救われているんだ」と思い込む。(=反キリスト)
(ウ)自分の弱さ、不完全さを認めて、しかし同時に「神様に赦され、愛されているのだから」と何度でも立ち上がる。
◎20節「神は、わたしたちの心よりも大きく、すべてをご存じだからです。」
神様は「審判者」としてではなく「同伴者」として、私の志も、苦労も、挫折も、全てご存知である。
その神様が、私たちの出来の良し悪しによって、愛と赦しを翻すことが有り得るだろうか?いや有り得ない!
◎23節…神の掟
①「神の子イエス・キリストの名を信じること」
→イエス・キリストの故に、私たちは赦されている。自分自身では赦せないような自分の“闇”も、神様はキリストの故に赦しておられる。
この赦しへの確信に立つこと。
②「この方がわたしたちに命じられたように、互いに愛し合うこと」
→だから赦された者として赦し、愛された者として愛そう。
「赦しと愛の共同体」に加わることは、クリスチャンの使命であり特権である。
【次主日(12月31日)の朝礼拝】
◎聖 書:ヨハネの手紙一4章7〜21節
◎説教題:「ここに愛があります」
〜愛が世界と人間とを救う〜
◎説教者:柏木 貴志牧師
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