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ボクの詞(ウタ)

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楽曲用の歌詞。(1番のみ)
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#演歌

涙の杯

貴方を忘れるためだけに
今更覚えた一人酒
想いを酒に溶かしては
杯空けてるつもりでも

呑めば呑むほど悲しくて
酔いは醒めていくばかり

一口呑めば後悔が
心に溢れ出してくる
二口呑めば想い出が
涙と共に流れてく

失恋歌

鳴らない電話を抱きしめて
今夜も私は一人きり
貴方の影を探すけど
涙が溢れて見えなくて

早く忘れた方がいい
誰もが私に言うけれど
忘れる事が出来るなら
こんなに苦しみ抱かない

眠ることさえ出来ないの
夢に出てきてしまうから
腫れた瞼に焼きつた
貴方の笑顔が憎らしい

どっこいしょ

振り返ればいつだって
なんとかやってこれたよね
どんなに苦しい時だって
その時々で乗り越えた

これから先もきっとそう
悩みも傷みも尽きないけれど
笑顔や励まし力に変えて
どっこいしょって乗り越える

過ぎてしまえば笑い話
何もかもがそうなんだ
だから最後の最後まで
望みを失わないでいて

恋切符

過去が随分増えてから
出会ってしまった二人には
これまで互いに過ぎてきた
時間の長さが足竦ませる

荒波の中ふと気がつけば
心も身体も傷だらけでも
互い見つめる瞳には
曇りも傷もありはしない

それでも募る想いには
嘘偽りの一つもなくて
人はどれほど歳重ねても
恋の切符を握ってる