見出し画像

マインドフルネスを探す旅へ~#6週目

MBSR(マインドフルネスストレス低減法)の8週間プログラム、6週目です。
 
 今回のセッションは、いつも通りの軽い瞑想から入ります。その後、改めて座る瞑想20分したあと、今の感覚やホームワークについての感想を参加者とシェアしました。

 前回のホームワークにあった困難なコミュニケーションについての話し合いの時間もありました。

 話しやすい些細な困難なコミュニケーションについてシェアできれば良いということでした。なので、家族との会話で意図して発した言葉が相手にうまく伝わらない。伝わったとしても返ってくる返事がこれまた飛躍しすぎていて理解できなくて、モヤモヤすることがあるというようなことを私は話しました。そう、どこにでも良くあるシーンだと思います。

 こういう話しをお互い聞いたり話したりして感じたことは、意外と、このモヤモヤするということを自分はあまりネガティブに捉えていないなということです。もちろん、その時に「なんで、うまくかみ合わないんだろう」という、ストレスは無いわけではありません。でも、「あー、うまくいかないなぁ!」と感じて、他の家族や本人に伝えられるなら、それでOKだからです。発散できているというか、うまく伝えられずモヤモヤしたということは、相手に伝えられるからかもしれません。

 きっと、モヤモヤして、嫌な気持ちが残るのは、結局のところその気持ちを誰にも伝えられず、伝わらず抱え込んでしまう時なのかもしれません。
 
 少し、話しが逸れました。セッションでは、この話し合いの後、コミュニケーションがうまくいっていない時、そのことに気づいてマインドフルネスな関わりや気付きがあると、視野が広がって、自分にとってより良い選択が出来る可能性が広がるという話しになっていきました。
 
 その後、立って行うヨガ(ムーブメント)を軽くやった後に、今度は、参加者一人ずつ、こういう動きを皆でしましょうと順番にインストラクトしながら、行うというムーブメントをしました。

 人にやってほしいことを的確に伝えるというのは、難しいですね。こういうのあまり得意ではないなぁというのを改めて感じました。ただそれはそれで、皆で身体を動かすというのは楽しいと思う部分でもありました。
 
 
  ホームワークについて
 今回のホームワークは、①座る瞑想→②立って行う(もしくは寝ておこなう)ヨガ→③ボディスキャン瞑想→①座る瞑想

 という感じで、毎日1つずつ交互に繰り返して瞑想の練習(45分)を行うというものです。3日間でワンセットと思うと、何となくバリエーションが増えて良いような気がします。しかし、やってみると、今日はヨガの気分じゃない…。とかありました。そこを何とか乗り越えて、ホームワークを実施しました。休みの日で時間があった時は、今は、ボディスキャン瞑想の気分だから、その瞑想をして、元気になったころにヨガをやってみたりという日もありました。

 ボディスキャン瞑想、私にはすっかり、お昼寝タイム…いや、休息タイム…じゃなくて、心身を落ち着ける時間となっています。
 
 他の宿題には、五感から取り入れているものを意識する(消費についてのカレンダー)という、ワークとマインドフルネスな会話です。

 自分は日々何を味覚・視覚・聴覚・触覚・嗅覚を通して、消費しているか。取り入れているのか。そして、それは、意識的に取り入れているものか、無意識のうちに取り入れているものか。改めて、見直してみると不思議なものです。

 意識して取り入れているものの方が多いけれども、無意識にというか、こちらの意志に関係なく入ってくるものもありますし、惰性で行っているものもあります。

 ちょっと、この一週間ではなかなか、じっくり考える間が無かったというのが、本当のところなのですが、少しゆっくりこの宿題に意識して取り組んでみたら面白そうだなぁという感じではありました。
 
 マインドフルネスに会話を意識するというのは、なかなか意識しながら会話するのが難しすぎて、ほとんど取り組めないまま7週目になりました。
 
さて、次回は、7週目と言いたいところですが、6週目のセッションが終わった後の休日にプラクティスデーという1日6時間、瞑想を行う日が設定されていました。

次回は、そのプラクティスデーのお話しになります。   (K.N)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?