マインドフルネスを探す旅へ~ #5週目
マインドフルネスストレス低減法8週間プログラム、今回で5週目に入ります。
5週目のセッションは、軽い瞑想と共に心と体の今の状態を天気で表すワークから始まりました。
自分の心は、身体は、今どういう状態か。天気で表現してみます。前回は、こころとからだを分けてなかったので少し考えてしまいましたが、今回は、比較的すんなりと表現できたような気がします。
この後は、立って行うヨーガをやったり、座る瞑想をやったり、今までの4週間の振り返りを他の参加者と共に話し合ったりしました。その中で、苦痛を改善するためにマインドフルネスをやっているわけではなく、今、自分は苦痛を感じていると気づくことがマインドフルネスなのだという話を聞きます。
色々な刺激、ストレスに対して自分がどう反応してしまっているのか? を気づくためのマインドフルネスということのようです。
私自身も過去に色々な場面で、緊張することが悪いことではない。緊張していることに気づくことがまず大事で、どこに力が入っているかを把握し、その力を抜けるよう対処することが大事というようなことを言われていたなぁと思い出しました。
私にとっては、新たな発見が! というよりも色々経験していたことをもう一度、思い出したり、再構成したり、こういうことだったのかと気づいたりという作業だったように思います。
ホームワークについて
今回のホームワークは1日ごとに、①座る瞑想→②立って行うヨガ、ボディスキャン、寝ておこなうヨーガ→①座る瞑想
という感じで、2日目のメニューは自分で選べます。
なるべく、2つのヨガとボディスキャン瞑想をまんべんなくやりたいと思っていたのですが、結局のところ、疲れていてヨガをする元気がなく、ボディスキャン瞑想ばかりやっていて、最後に立って行うヨガを何とか取り入れた感じです。
今までサボっていた呼吸瞑想は、ついに座る瞑想となって、45分になってしまいました。どうなることかと思いきや、呼吸に意識を向けた後は、音や思考、感情と向ける部分が移っていくので、意外と何とかこなせたかなと思います。音声のガイドがあるか無いかで、出来は全然違いますね。
他のホームワークは、ストレスフルな状況に反応する瞬間に気づく。と、困難なコミュニケーションの記録というものです。
ストレスフルな状況に反応する瞬間に気づくというのは、難しい…。というのがホームワークをやってみての感想です。困難なコミュニケーションの記録は、書いてみると、意外とすっきり整理されて、自分のモヤモヤも少し収まり客観的に見えてきたりしました。
頭の中だけでぐるぐる考えるよりも、分析しながら、書きだすことで案外距離が取れて良い感じだと思いました。
という感じで、5週目、終了です。私の中では、マインドフルネスってこういうことか…というのが、何となく見えてきた気がする回でした。見えてはきましたが、それを実践というのか使いこなすのは、やっぱりすぐには難しく、もう少し経験を積まないといけないなぁと思いました。(6週目に続く)
(K.N)
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