見出し画像

石ありの結婚指輪|石で変わる印象の違いと魅力について


結婚指輪はお二人の結婚生活が始まってから、ずっとそばにありつづけるジュエリーです。

購入する上で、費用や素材など気になることはたくさんありますが、やはり一番大切なのはデザインではないでしょうか。

例えばマット加工を施すことにより、リングの印象を変え、お二人だけの特別な結婚指輪をおつくりすることが可能です。

しかし中には艶は残したいが、人と違うデザインにもしたいと思っている方も多くいらっしゃいます。そんな方におすすめしたいのが、石をあしらった結婚指輪です。

石と言っても、ダイヤモンドだけではないことをご存知でしょうか。ルビーやサファイアなど色のついた石をあしらった結婚指輪もあります。

今回は石の留め方や、石を留めるとどんな印象の結婚指輪になるのかをご紹介していきたいと思います。


1.石ありの結婚指輪の魅力と注意点


石ありの結婚指輪にはどんな魅力があるのでしょうか。また石ありのリングと石のないリングではどのような違いがあるか見ていきましょう。まずは魅力からご紹介いたします。

魅力①:上品さ・華やかさ


ダイヤモンドに関わらず、1石留めることによりお手元から上品さや華やかさを感じられます。多い数を留めればその分華やかさは増しますが、1pcでもさりげなく輝きを放つのが石の特徴です。

石と留めたいと思っていなかった方も、実際に石ありのリングをみて、石の輝きに驚き興味を持ってくださるお客様が大勢いらっしゃいます。そのくらい石は人を惹きつけ、魅了する力を持っています。

魅力②:選択肢の幅が増える


石を留めると言っても、たくさんの留め方があります。大きな石でキラキラと華やかにしたいか、小ぶりな石でさりげなく輝くリングにしたいか、サイズや留め方を変えるだけで同じフォルムでも印象が変わってきます。

魅力③:オリジナリティ


ダイヤモンドをお留めしたリングは皆様お馴染みだと思いますが、ルビーやサファイヤなど色のついた石を留められることをご存知でしょうか。ダイヤモンドではなく色のついた石を留めるとお手元に彩りを添えるアクセントになります。

リングのフォルムの形はお揃いで、お留めする石をそれぞれ変えるだけでぐっとオリジナリティがでます。誕生石や、思い入れのあるお石を留めても素敵ですね。

石ありのリングはお手元を華やかに見せることはもちろん、デザインの幅も増える為お好みのデザインをみつけやすいです。

ただ、石をお留めする際は、お取り扱いに十分注意していただきたく思います。そちらも踏まえて、石ありリングの注意すべき点をご紹介いたします。

注意点①:価格


お石が留まっていないデザインに比べると、どうしても価格が上がってしまいますので、デメリットと感じてしまう方もいらっしゃるかと思います。

ただ「絶対に石ありで、予算内に収めたい!」という場合は、石の大きさや個数を調整することをお勧めします。石の留め方によっても見た目の印象が大きく変わりますので後半でご紹介いたします。

注意点②:お取り扱いについて


基本的にしっかりお留めしているので簡単に外れることはないですが、硬い場所に強くぶつけてしまったときなど外れてしまったり、石が割れてしまう場合もございます。

石が留まっていないデザインに比べると、お取り扱いには十分注意していただき、作業をする際などは外していただくと安心ですね。

鶴では石取れや石割れに関わらず、表面の汚れをとり石の輝きを復活させるメンテナンスも充実しておりますので、ご参考くださいませ。

鶴のアフターケアについて

注意③:あらかじめTPOについて理解しておく


ダイヤモンドや色のついた石を留めると、手元が華やかになったり、色によってはカジュアルな印象を演出します。葬儀の場や華美な装飾がNGの職場ではつけにくいと感じてしまうかもしれません。

その為、あらかじめご自分の職場のルールを確認した上でデザインや素材のお色を選ぶことをお勧めします。

魅力と注意点を確認した上で、どんな留め方があって、印象がどう変わるか見ていきましょう。

2.石ありの結婚指輪の様々な留め方


石ありの結婚指輪にはさまざまな留め方がありますが、今回は人気な3パターンをご紹介いたします。

①彫り留め



デザイン詳細

複数の石を留める際に隙間なく均等に留められるのが特徴です。華やかでキラキラと煌めくリングになります。

②ふせこみ



デザイン詳細

石の丸い形に合わせてリングの地金を彫り、そこに石を埋め込む留め方です。石を留める爪がないデザインなので、面がフラットになりさりげなくきらっと輝くのが特徴です。

③五光留め



デザイン詳細

先ほどの”ふせこみ”に彫りが入ったデザインです。名前の通り、光が差し込んだような星の形をした留め方です。お石のサイズが小さくても、キラキラと倍の輝きを放ちます。


今ご紹介した石は全てダイヤモンドでしたが、お色の石を留めてアレンジすることが可能です。おふたりのご希望に合わせて、おふたりらしいアレンジを見つけていただければと思います。

3.鶴のデザイン紹介


ここでは、私たち鶴で制作をお任せいただいた結婚指輪の中から、色味のある石を先ほどご紹介した様々な留め方でアレンジしたデザインをご紹介いたします。


デザイン詳細

こちらは幅目一杯に同じサイズのお石を彫り留めしたリングです。このようにリング上に隙間なく同じサイズの石を全周に留めたリングをフルエタニティリングと呼びます。このデザインは婚約指輪として着用される方も多くいらっしゃいます。

フルエタニティリングは全周に石をお留めしていますが、ハーフエタニティという、半周にお留めしているものもございます。ハーフやフルに限らず、2/3周や1/3周などお石をお留めする範囲もお選びいただけます。


デザイン詳細

次に丸みのある甲丸ストレートのフォルムに色石をアクセントにしたリングです。男性はご入籍月の誕生石であるサファイアを、女性はお二人の誕生石であるルビーをふせこみでお留めしております。結婚指輪らしさも大切にしながら、お二人だけの思いのこもった結婚指輪です。


デザイン詳細

最後にS字のフォルムの中心にお石を彫り留めでお留めしたリングです。7pcのうち中心の1pcをお互いの誕生石にアレンジし、より華やかでこだわりを感じる仕上がりです。

石ありのリングでも色味が変わると印象も大きく変わります。フォルムのデザインはもちろん、石の種類や留め方など、おふたりのご希望に合わせて細くアレンジができますので、お気軽にお申し付けくださいませ。

4.まとめ


今回は石ありの結婚指輪について、ダイヤモンドだけでなく、ルビーやサファイヤなど色石をお留めする上でのメリットや印象について、留め方などを合わせながらご紹介しましたがいかがでしたか。

長く身につける結婚指輪だからこそ、デザインにこだわり気に入ったものをお選びいただきたく思います。鶴ではそのお手伝いを精一杯させていただきますので、お時間のある時に是非一度アトリエにお越しくださいませ。




ご来店のご予約はこちらから。

オンラインのご予約はこちらから。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?