見出し画像

普段使いできる婚約指輪|選び方のポイントをご紹介


おふたりの将来の約束の証とも言える大切な”婚約指輪”。

「綺麗な状態でしまっておきたい」という方も多いかと思いますが、「想いを込めて選んだから、普段も身につけてほしい!」「大切なパートナーからの贈り物だから、毎日身につけたい!」と考える方もいるのではないでしょうか。

今回は、婚約期間だけでなく結婚後も変わらず身につけられる、普段使いしやすい婚約指輪についてご紹介していきたいと思います。


1.普段使いしやすい婚約指輪のポイント


普段使いできる婚約指輪といっても、何をポイントに選べば良いかわからないという方も多いかと思います。

ここからは普段使いしやすい婚約指輪を選ぶ5つのポイントをご紹介していきます。

①石座の高さ


”引っかかり”を気にせずに普段使いしたい方は、石座が低めのデザインを選ぶのがおすすめです。

石座とは、中心のダイヤモンドを留めている台座のことで、この石座が高くなるほど引っかかりやすくなってしまいます。

たとえば、婚約指輪と聞くと真っ先に思い浮かべる方が多い立て爪。


デザイン詳細

”爪”と呼ばれる細い金属の棒で石を留めることで四方から光が入り、ダイヤモンドの輝きが際立つのが特徴の王道のデザインです。

しかし、立て爪は数本の爪でダイヤモンドを持ち上げるようにして留める分、ダイヤモンドが突出する為、引っかかりやすいというデメリットがあります。

「立て爪=引っかかりやすい、普段使いしにくい」というイメージを持つ方が多いのも石座の高さの為でしょう。

そんな立て爪でも、石座と腕を繋ぐ肩の部分が中心のダイヤモンドに向かって高くなるデザインであれば、高さを感じにくく、引っかかりも抑えることができます。


デザイン詳細

また、近年の立て爪は石座が低いものも増えていますので、高さを比較してなるべく突出していないものを選ぶと良いでしょう。


デザイン詳細

その他に、ダイヤモンドが指輪の全周にあしらわれた「エタニティ」や半周にあしらわれた「ハーフエタニティ」なども高さがなく、普段使いがしやすいデザインとなっています。


デザイン詳細

②石の大きさ


ダイヤモンドが大きくなればなるほど高さが出るため、引っかかりやすくなります。そのため、ダイヤモンドの大きさを控えめにする(カラット数を下げる)というのも一つの手です。

もし、ダイヤモンドの大きさを控えめにするのであれば、その分カラーやカットなど他の部分の品質にこだわると良いでしょう。


ダイヤモンドには品質を評価する「4C」と呼ばれる国際的な基準があり、4つのCでグレードを評価します。

「4C」は、Carat(カラット=重さ)、Cut(カット=輝き)、Color(カラー=色)、Clarity(クラリティー=透明度)の頭文字をとっており、このグレードが高いダイヤモンドを選ぶことで、小ぶりなものでも強い輝きを放ちます。

ダイヤモンドの4Cについて

③石の留め方


石の留め方には様々な種類がありますが、婚約指輪では、「爪留め」と「覆輪留め」が一般的です。

「爪留め」は、①で前述した立て爪と同様に細い金属の棒で石を留める方法です。


デザイン詳細

爪の本数は4本か6本が一般的。石を覆う金属の量が少ないため、光が入りやすく、どの角度からもダイヤモンドが美しく見えるのが魅力ですが、”爪が衣服に引っかかりやすい”というデメリットもあります。

近年、爪の形状は細く小さいものや、丸みを帯びているものが増えていますが、どうしても”引っかかり”が不安だという方にはもう1つの「覆輪留め」がおすすめです。

「覆輪留め」は、金属の壁を倒すようなイメージで石の周りを一周覆って固定する留め方です。


デザイン詳細

石全体を囲って留めることで丸みを帯びた形になるため、爪留めに比べて引っかかりにくくなるのがポイント。

側面まで石を覆う分、光が入る面積が狭く、輝きは控えめになりますが、普段使いをしやすい落ち着いた印象に仕上がります。

④着け心地


婚約指輪を普段使いするのであれば、着け心地も大事な条件の一つ。具体的には、「指にフィットするサイズか」「指当たりが気にならないか」を見ると良いでしょう。

指輪を選ぶ際に、外せなくなるのが怖いと一回り大きいサイズを選ぶ方もいますが、それはあまりおすすめできません。指輪は硬いと思われがちですが、意外と柔らかい為、指と指輪の間に隙間があると変形する可能性が高くなります。

また、サイズが大きいと指輪が回って安定しない、するっと抜け落ちてしまうということにも繋がりかねません。普段使いをするのであれば、なるべく指と指輪の間に隙間がなく、回らないサイズ感にするのがおすすめです。

指にぴったり合う婚約指輪のサイズについて|最適なサイズの選び方とは

指当たりの良い指輪に仕上げる方法として、「内甲丸」という加工がございます。「内甲丸」は、指輪の内側の肌に当たる部分を丸くすることで、通常の仕上げに比べて指当たりが優しくなるほか、指通りが滑らかになり、着脱しやすくなるのが特徴です。

もちろん隣の指に指輪が当たるのが気になる可能性もあるため、指輪の外側の形状にこだわるのも大切ですが、より着け心地の良さにこだわりたい方は、ぜひ「内甲丸」を選択肢の一つに加えてみてください。

⑤結婚指輪とのバランス


近年注目されている結婚指輪と婚約指輪の重ねづけ。重ねづけした時のバランスが合わないと、婚約指輪はしまったままになってしまう可能性もあります。

二本の指輪の形を合わせると相性が良く、綺麗に重なるのですっきりとした見栄えになりますが、デザインによってぴったり重なる形は異なりますので、重ねづけをしたい方はぜひ試着をしてみてくださいね。



2.まとめ


ここまで普段使いしやすい婚約指輪のポイントについて、いくつかご紹介してきましたが、いかがでしたか?


鶴のオーダーメイドでは、サンプルリングをベースにお好みのデザインにアレンジすることはもちろん、お客様のイメージや理想をゼロから形にするフルオーダーメイドで婚約指輪をお作りすることも可能です。

婚約指輪のデザイン一覧
鶴のオーダーメイドについて

これからのお二人に寄り添う大切な”婚約指輪”だからこそ、「おふたりらしい」「おふたりだけの」指輪が完成するよう、私たちは最大限のお手伝いをさせていただきたいと考えています。


「普段使いできるデザインがいい!」というこだわりはもちろん、お好みや想いもしっかりと形にできるようお客様に寄り添ったご提案をさせていただきますので、ぜひお気軽にアトリエまでいらっしゃってくださいね!




ご来店のご予約はこちらから。

オンラインのご予約はこちらから。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?