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おふたりの想いをカタチにする結婚指輪や婚約指輪の職人


結婚指輪や婚約指輪は贈る人の想い、贈られる人の思い出など様々なものを詰め込んで一生お使いいただくものです。

一生涯共に生きていく大切なパートナーに贈る婚約指輪、一生涯共に歩んでいくパートナーと着けていく結婚指輪は、デザインが美しいことはもちろんですが、ブライダルリングとしてのクオリティーや、おふたりの想いを正確に形にできる職人の技術力が最も大事なことです。

今回はそんな指輪職人について、仕事内容から指輪に込める想いまでお話させていただきます。


1.職人とは


みなさん職人と聞くと、何を思い浮かべますか?

辞書を引いてみると、「職人とは、伝統工芸や手工業的製造業の技能者。 大工・左官・植木屋・仕立屋などのように、自分の身につけた技術で物を作ることを職業にしている人たちの総称。」

また、匠とは「手や道具を用いて作り出すことを生業とする人であり、職人と同義語にも用いる。」とあります。

そんな中で今回は、指輪職人について紹介していきたいと思います。

2.指輪の製造方法


ところで、みなさんは指輪がどのように作られているかご存知でしょうか?

婚約指輪や結婚指輪には「鍛造」と「鋳造」の2つの製作方法があります。


鍛造(たんぞう)


「鍛造」とは、ゴールドやプラチナといった金属をハンマーやプレス機などで圧力を加えることで強度を高め成形する技術です。

鍛造の工程を経て高い密度に形成された指輪には、耐久性に優れているという特徴があります。

長年のご使用にも耐えうる確かな品質は、永遠の愛の証である結婚指輪や婚約指輪にふさわしい製法です。

また、鍛造による継ぎ目のないシームレスな仕上がりはとても美しく、鋳造で造られた指輪に比べてしっかりと重みが感じられるという特徴があります。

鋳造(ちゅうぞう)


「鋳造」では、まず指輪の模型を作成し、その模型から型を作ります。その型に高温で熱して液状に溶かした金属を流し込んで冷却し指輪を造る製法です。

一つの型から同じ製品を大量に生産することも可能である点が鍛造との大きな違いです。

すでに存在する金属の指輪から型を作ることもできますし、ワックスと呼ばれるロウのような素材を用いて複雑なデザインの模型を作ることも可能なので、実現できるデザインの幅が広いという特徴があります。

指輪の製法についてはこちらのページで詳細をご紹介しておりますので、併せてご参考いただければと思います。

鍛造と鋳造の違いについて

3.指輪職人の技術とは


ここでは、結婚指輪や婚約指輪のつくる指輪職人の技術についていくつかご紹介いたします。

地金の鏡面仕上げ


結婚指輪の仕上げのひとつで、指輪に自分の顔が映る鏡のように磨き上げる加工です。指輪の表面が均一に反射するように研磨剤に工具をつけて磨き上げていきます。

テクスチャー加工


リングに加工を施すことをいい、テクスチャー・艶消し・マット加工などと呼んでいます。凹凸を施したり、光沢感を変えたり、彫りで模様を入れたりと様々です。

鶴こだわりのテクスチャについて

石留め(爪留め・彫り留め等)


ジュエリー加工で、貴金属の中に宝石を留める作業のことです。宝石を石枠にしっかりと留める役割の他に、石枠のデザインと石留めの部分を一体化させて、枠や宝石そのものをより美しく見せる役割を担っています。

刻印


「刻印」とは指輪の内側に刻むメッセージのことです。刻印の仕方では、大きく分けるとレーザー と手打ちの2種類があります。レーザーは精巧な刻印が可能でデザインの自由度が高いこと、手打ちは手作業の温かみや希少感が特徴です。

鶴のアレンジ豊富な刻印について

和彫り・洋彫り各種


和彫はリングを固定して金槌でたがねを叩きながら手前に彫り進めます。勢いのある線が特徴で、迫力がありダイナミックな印象になります。洋彫りは金槌を使わずに、リングを動かして手の力で 前に掘り進んでいくのでしなやかな線が特徴です。細かく複雑な模様を彫ることも出来ます。

彫りの実績デザイン一覧

3.指輪職人の想い


指輪職人は身につけた技術を駆使して指輪を作っていることが分かりましたが、それだけではありません。職人はひとつひとつ思いを込めて指輪をお作りしています。

指輪は物ではありますが、そこには持つ人の〝想い〟が込められています。約束や決意や思い出などです。


ギメルリングのデザイン詳細

例えば、結婚指輪でしたら夫婦としての始まりを記念するものですので、一生物になるはずです。そこには2人の想いがたくさん込められています。

身に付ける物にこだわりがないという方でも、結婚指輪については、何かしら思い入れやエピソードを持っていると思います。

そんなたくさんの”想い”を乗せた大切な指輪を心を込めて手作りしています。

5.鶴の指輪づくり


お客様の想いをカタチにするため、鶴ではプランナーと職人の距離感を大切にしています。

鶴のものづくりは、お客様の希望やデザインをプランナーがお伺いし、自社職人が実際に制作をするかたちをとっています。


まずはお客様の思いや背景をプランナーから職人に伝えたうえでデザインのご希望をお伝えし、指輪作りをしています。

将来からみたときその始まりの証として、未来へずっと寄り添う証として、心を込めて大切にお作りしております。

鶴のものづくりへの想い、プランナーや職人たちの実際の声がこちらからご覧いただけます。

指輪つくりの想いについて

6.まとめ


今回は指輪職人についてお話しさせていただきました。

指輪ができるまでの流れや職人の技術、そして職人の想いについて感じ取っていただけたでしょうか?

ご紹介した指輪づくりの技術などはほんの一部で、他にも様々な職人の技術があります。実際の製作動画をこちらでみることもできますので、是非覗いて見てください。

鶴の制作動画

私たちは、おふたりの愛の証である結婚指輪・婚約指輪をつくるということに私たちには大きな責任があると考えています。

よって、「おふたりらしい」「おふたりだけの」指輪が完成するよう、また、その指輪がいつまでもおふたりの手元で美しく輝くよう、私たちは最大限のお手伝いをしたいと考えています。

おふたりのイメージをカタチにすることはもちろん、1人ひとりのライフスタイルに合わせた着け心地にもこだわり、耐久性も加味した完成度の高い指輪を、日本製にこだわり、自社の職人が1つひとつオーダーメイドで大切におつくりします。

また、おふたりにとって大切な指輪がいつまでも美しくあるよう、光り輝くよう、私たちは納品後も寄り添い続けたいと考えています。日常生活でもご安心して身に着けられるよう、充実したアフターケアをご用意しております。

鶴のアフターケアについて


鶴では100種類以上のサンプルをご用意しております。見学のみのご来店も承っておりますので、是非お気軽に遊びにいらしてくださいね。

結婚指輪のデザイン一覧
婚約指輪のデザイン一覧

鶴のスタッフ一同、おふたりにお会いできることを心より楽しみにお待ちしております。




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