Día de Murtos en METEPEC
こんにちは、かやちゃんです!
あっという間に11月突入ですね。メキシコもだんだんと朝晩の寒さが出てきたような気がします。メキシコは赤道が近いので日中は冬でも20度越えますが、メキシコシティは高所なので朝晩はかなり寒いです。
さて、そんなメキシコですが、11月1,2日はメキシコで最も重要な日、Día de Muertos(死者の日)があります。今回は死者の日に世界最大のofrenda(祭壇)があることで知られるメテペックというという町に小旅行に行ったのでその様子をまとめていきたいと思います。
Día de Muertosとは
死者の日の起源
死者の日の起源はアステカ時代に行われていた祝祭だと言われています。当時は8月に行われていたそうですが、スペインの侵略を受け征服された後カトリックの文化と融合され今の形になっていったとされています。
死者の日の意義
死者の日とは日本でいうお盆のようなもので、この時期には死者の魂が現世に戻ってくるとされています。名前のイメージとは反して明るく楽しく祝うのが特徴です。故人を悼んで悲しむのではなく、生前の思い出を共有し絆を確かめることが死者の日の目的です。オフレンダと呼ばれる祭壇に死者(亡くなった家族や友人)の好きだったものなどを並べ、色鮮やかな花で飾りつけをします。また死者が道に迷わないようにキャンドルを灯したり、花弁で道を作ったりします。
メテペック旅行
メテペックを選んだ理由
当初はハニツィオ島というメキシコ国内でも死者の日の名所として知られている場所に行きたいと思っていました。ミチョアカン州のパツクアロ湖の中にある小さな島で伝統文化が根強く残っている土地です。
しかし、1泊2日で行くにはかなり大変な場所にあり、名所というだけあって泊まる場所もことごとく満室でした…。そこで他に死者の日に訪れるべきスポットでシティからもそんなに遠くない場所はどこだろうと調べた結果出てきたのがメテペックだったのです。
メテペックについて
メテペックはメキシコシティから50㎞、1時間半程度で行ける小さい町です。トルーカという州都の東に位置しています。
陶芸(特に装飾品)の産地として知られ、小さいながらも華やかな色合いの綺麗な町でした。特に「生命の樹」(現地ではÁrbol de la vida)と呼ばれる民芸品が有名です。スペインの文化とメキシコの文化がミックスされてできた工芸品の一つで写真のような大きなものから数センチのミニチュアまで様々な大きさのものがあります。めちゃめちゃ細かい繊細な技術です。まじですごい。伝統的なデザインではキリスト教に基づいたものが多いそうですが、現在は様々なデザインで作られています。
昔は「繁栄と豊かさの象徴」として新婚夫婦に送られる風習があったそうですが今はその風習は絶え、インテリアや土産物として生産されているんだそうです。
旅程
さて、そんな素敵な町メテペックへの旅行ですがこんな感じの旅程でした!
まとめ
旅行の感想
メキシコに来てから初の泊まり旅行で、不安なことや分からないこともありましたが総じて楽しかったです!今回は日本人の友人2人と私の3人での旅行でしたが、メキシコで友達ができたら今度はメキシコ人の友達に色々案内されながら行きたいです。
夕方から夜にかけて町には仮装した子どもたちも多く、出会うたびにお菓子頂戴とねだられるので、途中コンビニによって飴を一袋買ったのですが、一人の子に渡すとあっという間に子どもに取り囲まれて一瞬でなくなってしまいました(笑)観光客に対してとても温かい地元の方が多く、心から楽しむことができました。
そしてやっぱり安い…!私はお土産なども買ったので他2人よりお金を使ってしまったのですが、総額が日本円だと1万円くらいに収まったと思います。行きがタクシー使ってるからちょい高く付きましたが、それでもこの値段です。物価も都市部より安いので野菜や果物も買いたかったくらいです(笑)
今後行きたい場所
毎週旅行はちょっと厳しいけど、月に一度くらい旅行できる気がしてきたので今後計画立てていろんなところに行ってみたいです。ハニツィオ島は死者の日でなくても素敵な場所だと聞いたのでいつかリベンジしたいですし、王道のティオティワカンやグアナファト、カンクンにも行きたいですね。
あとこないだの授業ででてきたソチミルコにも興味があります。ウーパールーパーが有名な場所で水都みたいです!
日々の生活でちょっと節約しつつ旅費を貯めたいと思います!
では、また。
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