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【庵忠 茂作みこ対談】安倍政治とは何だったのか

不世出の名宰相安倍元総理大臣のご冥福をお祈りします。


【みこちゃん】
庵忠さんは、安倍晋三氏をとても評価している、といいますか……そうですね、シンパシーを感じているように見受けられます。評価についてはまたお聞きするとして、シンパシーはどの辺りに感じますか?

【庵忠 茂作】
オイラ、安倍さん、4つの点で好きです。
1つ目は実行力。2つ目は、ストーカー相手に長期間、政権を担えたこと。3つ目はしっかりした国家観を持ち、防衛のために同盟国との連携を深めたこと。4つ目は経済をよくしたこと。

【みこちゃん】
なるほど。具体的な中身をお聞きする前に2の「ストーカー」とは……野党とかマスコミと考えていいんでしょうか。

【庵忠 茂作】
そのとおり。さすがみこちゃん!

【みこちゃん】
( U_U)ミコチャンデス

そこを評価する方はとても多いなというか、案外順当なところを指摘されているなと思いました。ですので、もう少し突っ込んで聞いてみます。どうして、庵忠さんもそう思うのですか?

【庵忠 茂作】
オイラ、業界の利益を守る団体の代表の一角を占めておりましたが、安倍さんの将来を見通す力、そして、実行力に感服しておりました。立場上、意思表明はできませんでしたがね(笑)。

【みこちゃん】
なるほど、具体的にはここではお聞きできないようですが、肌感覚として、実際に庵忠 茂作さんが有力業界団体のトップにいらっしゃった時に、その業界の課題点をきちんと見抜き、それに最適な政治的な力を及ぼしてくれたというのを知ってらっしゃるわけですね。

この点ですでに、アンチ安倍のメディアに踊らされていたアンチ安倍派とはまったく違うなと思いました。

具体的なお話を聞けたらとは強く思いますが、この場所だと厳しいと思うので、こうしましょう。

業界団体のトップという場所におられた庵忠 茂作さんです。私のような一般人と違って、きっと他の業界についても業界団体トップの視点で眺めていらっしゃったと思うんです。

その中で何か安倍さんの実行力について感じたことがありますか?

【庵忠 茂作】
オイラには直接関係してはいませんが、たとえば、規制改革推進会議に急きょタスクフォースを設け、スマートフォンやパソコンを介して診察を受けるオンライン診療をスピード解禁していますね。

ご存知のように、オンライン診療だと、患者が医療機関にアクセスしやすくなる、医師が患者の健康データの変化をリアルタイムで把握しやすくなる、などの利点があります。まさに先見の明があった。

【みこちゃん】
そうですね。足の悪いお年寄りの方もいらっしゃいますし、医療機関に行くまでものすごく時間のかかる方もいる。各分野インターネットが当たり前です。医療の分野はそうした中でなぜか遅れていますね。

コロナ対策も行動力があったと思います。マスクが払底している時にマスクを配ろう、といういわゆる「アベノマスク」。早くこないかな……と待っていた人は大勢いました。

【庵忠 茂作】
ところが、マスコミは功績を認めたくない。(アベノマスクが)本当は400万枚なのに8000万枚も無駄にしているような書き方をするんです、今でも朝日新聞は(笑)。

これは、ながた師範の記事です。

*7600万枚は、最初から介護職用として、足りなくなった緊急時のために保管前提で準備されたマスクです

【みこちゃん】
保管前提で作ったものは無駄じゃないし、保管費用がかかるのは織り込み済みだと思いますが……。

【庵忠 茂作】
ねえ、ひどい印象操作でしょう。マスコミは、現代のリベラリズムを代表している風を装っていますが、当人たちは、わかっているのでしょうかね(笑)。

ちょっと整理してみますね。

【みこちゃん】
整理といいますと、庵忠さんが2番めにあげた、ストーカー(爆)マスコミ関係者のことですね。では1番目の好きな理由、安倍さんの行動力についてはよく分かりましたので、次行きましょうか。

【庵忠 茂作】
彼らは、個人とは「自由で独立した自己であり、自分で選んだわけでもない道徳的・公共的絆に縛られることはない」と思っているはずです。

なんと解放的で、爽快な人間像でしょう(笑)。だって、習慣や伝統の命令から自由になれば、解放された自己は主権者の座に就き、自らを律する唯一の義務を定める存在となれるわけですから(笑)。

そして、政治が国民の人格を形成したり、美徳を涵養したりするのは間違っていると主張します。政府は「善き生」に関する特定の思想を支持する法律や政策を実施してはならないってね(笑)。

だから、中立的な権利の枠組みを定め、その内部で自分の価値観や目的を選べるようにすべきだと思っているんでしょう(笑)。

【みこちゃん】
中立性を保っていれば、世の中は自動的に良くなると思っているのは、そうだと思います。彼らが中立かどうかは別として(爆)。

【庵忠 茂作】
そして、オイラやみこちゃんのように、コミュニティや共通善、道徳を重視するって言おうもんなら、偏見の温床、不寛容の前哨、多数派の横暴が幅を利かせる場を擁護するのかと騒ぐでしょう(笑)。

ところが、政府は中立であれと言うマスコミこそが、極端に偏ったイデオロギーを国民に刷り込もうと印象操作をしている。切り取り・捏造によってね。
そのターゲットが安倍首相でした。

【みこちゃん】
なるほど、それで安倍さんはストーカーに付きまとわれた、という言葉が出てきたのですね(笑)。

【庵忠 茂作】
彼らは、多様性というタームをを都合よく使う、まったくもって不寛容な野党と共闘してね。
なぜなら、野党と報道機関の記者とは労働組合を介してつながっている(笑)。だから、野党の不祥事は報道しないという自由を発動する(笑)。

記者個人が自由に判断しているのではなく、労働組合の奴隷じゃないかってツッコミ入れたくなりますよね。

【みこちゃん】
なるほど。マスコミストーカー説の意味がよくわかりました。多様性を認めて中立であれ、というのが自分たちの主張なのに、それと正反対の態度で執拗に安倍さんを追い回していたと。とても明快です(笑)。

次の3の国家観はどうですか。

【庵忠 茂作】
長くなるので、国家観や国防については、愛国心の話をする時にでも、触れましょうね。

経済については、みこちゃんの独壇場と思いますので、オイラの出番はここまでとさせていただきます。ありがとうございました。

【みこちゃん】
いえいえ、こちらこそありがとうございました。

庵忠 茂作さんが安倍さんのことが好きで、安倍政治を評価するポイントは下記でした。

■1つ目は実行力
本来は実行力こそが政治家の命だと思いますが、そうでない政治家もいっぱいいますね。

■2つ目は、ストーカー相手に長期間、政権を担えたこと
なんだろ、はやり信念があったからでしょうか……。

■3つ目はしっかりした国家観を持ち、防衛のために同盟国との連携を深めたこと。
これについては「愛国心」の話題のところでまたやりましょう、ということなのでそうしましょう。

■4つ目は経済をよくしたこと
これはみこちゃんが前座で一人で書いていたので、よしだそうです。

これは、庵忠 茂作氏と半年ほど前に退団した記事の再掲です。このシリーズはバックナンバーがここに保管されております。

また、このシリーズを更に理論的に深めた庵忠 茂作氏の考察が現在も続いております。大変根源的な考察であり、その洞察は混迷の今のこの日本についてきちんと考え、その出口を見つける上で大きなヒントとなることでしょう。


 各国首脳からの哀悼の意はこちらの動画をどうぞ。

 それにつけても、肝心の日本国内で、これらの哀悼の意とは真逆の左翼政治陣営と、左翼マスコミの盛り上がりには戸惑いを禁じえません。

 おそらく、諸外国も奇異の目で見ていることでしょう。


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