【遺稿シリーズ】ケーニヒスベルク大学カント最終講義遺稿

みこちゃん家の机の引き出しの中から、某哲学者の未発表の講義録が見つかったので翻訳しました
（゜０゜）

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純粋理性と実践理性の厳密なる峻別は困難ではあるがその理性の本質たる理性の厳密なる峻別にある。

純粋理性が理性を十全に差し向ける、行為の目的化であるのに対して、実践理性は行為の中に理性の目的を見出すものである。

つまり理性の違いを識るということのなかに、行為と目的の違いの蒙が認識される。

蒙が認識に依って悟性から理性に転じる時に、純粋理性が認識され、そして純粋理性が実践理性に依って悟性的解釈を得る時に、その純粋理性は実践的な理性となる。

つまり実践とは理性の現実化であり、悟性とは実践の理念化である。

この深遠なる関係性を理解する時に、私が今話したことは諸君も得心がいくであろう。

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嘘ですみこちゃんのオリジナルでしたー(^-^)
第十二回目は！　カントでしたー