療養20日目【恋は雨上がりのように】
こんにちは、あるいはこんばんは。mikoです
大雨の夜から一転、春のように暖かく晴れた日はとても心穏やかに過ごせました。
冬季うつとの闘い
日照時間とうつ病の関係性は有名ですが、年間日照時間ランキングで全国上位に君臨する地域で育ったはずなのに
どうしてこうも精神的にネガティヴになってしまったのか不思議でしょうがなかったのですが
冷静に考えると、わりと近い血筋の人間が秋田県民だったことを思い出しました。
人口10万人あたりの自殺者数ランキング全国1位に君臨してます。ほんと、いらんランキングですよね〜。
でも東北の人達は日照時間の短さから精神的に病みやすいという科学的な根拠が証明されています。
最近の研究では、うつ病は心の病ではなく脳内物質バランスが崩れてエネルギーが低下しているので脳の病気であるとも発表されています。
あらゆる情報から、理屈では理解できてもやっぱり心が追いつかないしコントロールができないのが難しいところです。
体質とか遺伝も否定はできないようです。おまけに今は薬のせいで更年期障害真っ只中。毎日消えてしまいたくなります。
お医者さん、手術中にうっかり殺してくれないかなと考えたりします。眠ってるからそのまま逝けたらいいなぁ〜
恋は雨上がりのように
療養20日目。この日は精神的に安定していました。週末に控えた主人の出張に向けて、できる準備を少しずつ進める日でした。
しかし明らかに以前より疲れやすくなっていました。仕事をしてないから体力が、、とかいう単純な問題ではなくて、
今までの自分にとって大したことなかったタスクが、まるで大仕事のように感じてしまうのです。
1時間何かのために動いたら、そのあとは1時間ほど休憩をとらなければ次の作業に進めないような状況。吐き気がとまらない。
怠惰な自分にに罪悪感を感じるたびにストレスが蓄積されていきました。
変わり果てていく姿に心が追いつかないことが本当に苦しい。どうやって発散したらいいかわからない。
どうにか心を紛らわせられないか。
そんな時、ある映画をふと思い出しました。
女優の小松菜奈ちゃんのことを、初めて可愛いと思えた作品。
「ツバメは知っている。雨の当たらぬ場所はきっと陽も当たらぬ場所だと……」
大泉洋さんが演じている、冴えないファミレス店長 近藤の台詞です。
苦しさがない人生には幸せもないんだと思い知らされる。安全な場所に居続けることは、自分にとって正しいのか?と考えさせられました。
10年前は自分が今おかれている立場や環境が安全かどうかなんて考えたこともなかった。
年齢を重ねると共に価値観や言動が保守的になってしまうのは何故なのでしょうか?
いつのまにか、人目を気にするつまらない大人になってしまったんだろうなぁ。
周りの目なんか気にせずに、あきらのように真っ直ぐ恋をしていた頃を懐かしんでいる場合ではなくて
できることなら今すぐにでもあの頃の感覚に戻りたくなります。だけど現実は、インソールまで雨水が染み込んだスニーカーのようにジメジメして臭いんだよなぁ。
戻れないとわかっているからこそ美化される記憶。人間はどこまでも都合の良い生き物です。
高照度光療法
にわかには信じがたいですが、“光を浴びる”治療法に効果があるようです。
晴れてる日は外に出ろよ、と一言で片付ける人とは関わって生きていける気がしません。それができたら苦労はしないんですよ。
浴びれない日光なら室内につくってしまおうという作戦です。自宅でぜひやりたいと思い検索してみたら、
光療法用のライトは数千円で買えるものから数万円もかかるものなど、幅広くて驚きました。
入院中にも使えそうですね。
たくさん浴びたら陽キャになれるかな。
そういえばパリピは夜型人間が多いはずなのに、なんであんなにテンション高くいられるんだろう。
やはり、お酒は偉大。
ストレスで気が狂いそうな時お酒に逃げたくなったこともありましたが、お酒が嫌いになりそうだったのでやめました。
酔うためだけの飲酒なんてしたくない。
明日は晴れますように。。
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