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すべては一粒の麦から始まった


こんにちは、あるいはこんばんは。mikoです。

今回は、33才にして 少し変わった酒屋に嫁いだ女の小話をします。

お酒が好きな方や、旦那さんが自営業の方、
独立や起業を考えている方には楽しんで読んでいただけるかもしれません。

また、お店の宣伝をしたいわけではないですので悪しからず。。


変わった酒屋って?

酒屋といいましても、古くからあるお店ではなく2年前にオープンしたばかりの酒屋です。

コロナで飲食店や卸売業者が大打撃を受けている最中でした。そしてこのご時世ではなかなか新規で始めようと思う人はいないであろう酒販店。

(だって、個人の小売業って相当な事がない限りは儲からないですよ)

しかも主要駅から徒歩20〜30分という、歩くには絶妙に遠く感じる立地。人通りが少ない商店街通り沿いに佇んでいます。

酒屋といえば、日本酒がメインで立ち並んでいる様子を想像しますが・・・

外から覗くだけでは何屋かわからない切なさ。


オープン当時のお店には日本酒がほとんどなく、店内に置かれたお酒の9割はクラフトビールでした。

「あぁ、イマドキだね!」
「クラフトビール最近流行ってるもんね〜」

こんな声をいただくことも多いですが、その言葉は店主の機嫌を損ねるのでご注意ください。笑

お酒だけでなく、
流行っていると世間から言われているものには乗っかりたくない、天邪鬼な性格なので“流行りモノにのっかってビジネスしてるんだね” と思われるのが大嫌いなのです。

そう。本当に“変わってる”のは、このお店ではなく店主なのです。



彼氏の独立と彼女のホンネ

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