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婚活やりたくないけど、やる!【現代女性の出会い事情】

こんにちは、みーこです。

婚活2年半ほどした後マッチングアプリで出会った現旦那と結婚した、婚活について語ることを生業としたアラサーです。

今回は、婚活をやることについて抵抗があるけど、それでも婚活をやる!と決めた現代の女性についてお話させていただければと思います。

「え?やりたくないのに、やるの??なんで??」

こんなこと言われたら、こういう風に思われることかと思います。

はい、そうです。女性は基本的に婚活なんてやりたくないです。婚活大好き!なんて女性はこの世には存在しません。(断言)

でも私たちは婚活をします。やりたくないけど、婚活をやらせていただきます。

矛盾すること言ってると思われますよね、でもこれは言ってみれば勉強と同じです。好きか嫌いかではなく、将来のためにやりたくないけどやるしかない。

現実的で将来のことについてちゃんと考えられる人ほど、ちゃんと向き合ってやります。

何故なら、今の時代は婚活をしないことには結婚することが難しい時代になったから。

結論を言うと、結婚は義務や世の中のなんとなくの雰囲気でするのではなく、明確に「結婚したいもの同士」ではないとしなくなったんです。

そのことについて、ひとつひとつ説明させていただければと思います。

【1】時代の変化により、男女が必ずすべきものではなくなった

私の祖父母の世代であれば、家と家のつながりで半強制的に男女はくっつけられました。

私の父方の祖父は祖母の実家にお酒をご馳走になって、祖母との結婚を断れなくて結婚したといいます。

母方の祖母は、祖母の母(私のひいおばあちゃん)が気に入ったという理由で祖父と結婚しました。祖母は結婚なんてしたくなかったとよく言っていましたし、奔放な祖父との結婚は苦労の連続だったという話です。

今ならとんでもない理由ですが、当時は一般的です。

そして下記の「100年前の日本人が「全員結婚」できた理由」によると日本の1940年代のお見合い結婚率驚異の69%。

なにもしなくても周りが勝手に結婚の段取りを整えてくれて、結婚適齢期になればみんな結婚があたりまえ。

しかし、単純に親の決めた相手と、好きじゃなくても男女ならとりあえずくっつけられたのは過去の話です。

同期記事によると、恋愛結婚が2015年において87.7%、お見合い結婚が3%と日本は変化を遂げたそうです。

これがどういうことか、察しのいい皆様ならおわかりでしょう。

恋愛戦国時代へようこそ!

たった70年ほどで恋愛して好きな人と結婚するのが当たり前の時代になりました!!

当時結婚という制度に苦虫を嚙み潰したような思いをした祖父母世代から精神的な自由を手に入れることができたのです。

ということは…。

これはつまり結婚したくないなら、結婚しなくてもいい、ということを示しています

今は戦後から様変わりして多様な価値観が生まれました。

日本のLGBTの割合は11人に一人と言われています。なんと左利きの割合と同じだそうです。

幸せなカップルが増えることは素晴らしいことです。男×男、女×女のカップルも少しずつ市民権を得てきています。

2015年国勢調査では、男性の生涯未婚率は24.2%、女性は14.9%と日本の50歳男性の約4人に1人は一度も結婚経験がないことが明らかになってます。

今はネットフリックスやゲーム、アニメ、その他面白い娯楽も沢山ありますし、女にお金かけるより2次元の推しにお金かけるほうが価値があるという人もいるでしょうね。

もうみなさんおわかりですね。

結婚はしたい人間がするもの、したい人間はちゃんと意思表示をしないといけないのです。

【2】本当は婚活なんてやりたくない!

 【1】で結婚はしたい人間がすればいいというありがたい時代になったことはお伝えしました。

自由恋愛万歳!文明開化の音がする!と小躍りできるかと言えばそうでもなく、自由になったということは有難いのか小うるさいのかわからない世話焼きおばさんという自動で見合い話を持ってきてくれる存在を失ったということです。

「あらぁみーこちゃん、そろそろ結婚も考えていい時期じゃない?そうだ、おばさんの義理のお姉さんの従弟の二男で銀行勤めの素敵な男性がいるの!よければ一度会ってみない??」

などと親戚のおばさんが一族の子孫繁栄のために条件のいい男性を取り込む、という内心を全く表に出すことなくニコニコと持ち込んでくることは、なくなりました。

このおばさんの存在があれば、私たち女性は恥じらいながら、「YES」or「NO」を表現するために頷くか首を横にふっていればよかった。

しかし、自由を手に入れた変わりにおばさんを失った私たちはこの世話焼きおばさんの役割を自分で行うしかなくなった。

もちろん、男性側からアプローチしてくれて、そのままゴールインというなんのプライドも傷つかない最高の自然な出会い。
というものもこの世には存在
します。

この最高の自然な出会いルートには、条件があります。

・世代が近い異性がたくさんいる環境にいること
・その異性が未婚かつ、恋人がいないこと

わかりやすく言うと、学校や、同期の沢山いる大企業、年代が近い異性がたくさんいる職場、色んな人と出会えるコミュニティなどが該当します。

この中にいる、ということが自然な出会いを誘発する条件です。

つまり学校を出て、職場恋愛をする余地がない、又はいろんな人に出会えるコミュニティに所属していない場合において、あなたが自然な出会いを演出することは壊滅的です。

この自然な出会いルートを失って、なんとなく過ごしているうちに、気が付けば結婚適齢期。自然の出会いルートにうまく乗れた友人たちは結婚していき、ある日突然気づきます。

「あれ?前の彼氏と別れてどのくらいたったっけ??」

ここで初めてあなたの脳裏の婚活という言葉が生まれます

しかし大抵の女性は、婚活という言葉に抵抗感を感じます。

そのときの女性の心理としてはこんな感じでしょうか

「え?なんでそんなことしないといけないの??恋人なんて作ろうと思って作るものじゃないでしょう?」
「婚活なんてそんな大げさな…。そんな出会いにガツガツするなんて女性としてどうなの??」
「こういったら失礼だけど、婚活ってモテない女性がやることじゃない??…。私ちゃんと2年前まで彼氏いたし」

男性からアプローチするのが絶対的正義。と私たちはちゃお、なかよし、りぼん、花とゆめという4大少女漫画義務教育ですりこまれています。
白馬の王子様に連れ去ってほしいとまでは思ってはいないけれど、運命的に出会って、ちゃんと告白して付き合いたい。

でも、出会いがない!!

はい、更にここで【1】でご紹介した現実が私たちにぶつかってきます。

現代人は、結婚したい人しかしません。

そして自然な出会いができる環境は早ければ20代半ば頃で失われています。

現実逃避するなら向き合わなければいいだけです。婚活なんてアイデンティティに反すると背を向ければいい。

しかしそれでは何も手に入らない。

私たちは、婚活やりたくないけど、やります。

少女漫画教育により、抵抗感しかないけれど。

50歳の男性の1/4が未婚の時代に、恋愛より趣味のが楽しい人がいる時代に、なんなら男性すらライバルの時代に

婚活しないと結婚できないからです。

結婚したいという気持ちがわずかでもあるのであれば、やらないことはただのリスクでしかないからです。

女心に蓋をして、結婚のために行動し続けます。

私が感銘を受けた「婚活」時代という本のリンク貼っておきます。古いですが、なぜ私たちが結婚しなければいけないかということが明確にわかります。


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