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目の前のものを楽しむ

出勤途中にビルがあり、そのビルを囲むように鎖が繋がっていて、その鎖が下にしなびていました。
その鎖を、おもむろに2、3歳くらいの子が掴み、楽しそうに揺さぶっていました。

私からしたら、何が面白いのかわからないのですが、その子はしなびた鎖を揺さぶるだけで楽しいのかと感心してしまいました。

いつのまにか大人になって、かこつけたものばかりに目がいき、目の前の当たり前のものを楽しめなくなってしまったのではないでしょうか。

さすがに今となっては私も鎖を持って揺さぶっても楽しめないですが、昨日は森林セラピーをはじめて受けて、目の前のものを感じ癒される体験をしました。

森の中の木や葉っぱ、水の音、虫、雑草などを五感を感じながら歩きました。

あらためて、葉っぱの色や形、肌触りや木漏れ日、木の感触など日常にあふれてるものを体感して、色々な気づきがありました。

いかにいつも目の前の自然など、意識せず過ごしていたなと実感しました。

お金をかけなくても、遠くにいかなくても、目の前のものを楽しむことはできる。

スマホやパソコンの情報ばかり目を追ってしまいがちですが、今、目の前にあるものをじっくり見つめてみませんか?

最高のエンターテイメントがみつかるかもしれません。

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