【考察】気になるあのアニメのキャラクターは何色?-「緑」と「赤」のキャラクター編
カラータイプインストラクターのmikoです♪
そういえば、鬼滅の刃の「柱稽古編」が始まりましたね。
普段それほどアニメを見ないのですが、こと鬼滅の刃に関しては私がすっかりハマったアニメのうちの一つです。
そこで、今回は「なぜ鬼滅の刃にハマったのか?」ということを色彩心理の視点を交えて考察してみようと思います。
鬼滅の刃にハマった理由
鬼滅の刃にハマった理由を考えてみると、いくつかの"斬新さ"を感じる要素があることに気づきました。
その要素一つ目は、作画です。
少年漫画の中ではキャラクターの瞳が大きく描かれていて、人によって好みは分かれるかとは思いますが、女性キャラもかわいいキャラが多く、中性的で女性ウケする絵だと感じた点です。
二つ目の斬新さを感じた点は、主人公である炭治郎のキャラクターです。
これまでの少年漫画の主人公は、"最初から強い"設定で且つリーダーシップが強く前に出るタイプの主人公が多かったように思います。
(ワンピースのルフィなんかはとても分かりやすいですよね。)
ですが、鬼滅の刃の炭治郎は最初から強くもなければ、力強いリーダーシップがある訳でもない普通の青年という設定からストーリーが始まります。
"助け合い、仲間と協力して敵を倒し成長していく"というストーリー展開は、他の漫画と共通しているものの、最初の主人公のキャラ設定が今までにない感じだったのが個人的には斬新だなと思いました。
ルフィと炭治郎、どちらも同じ少年漫画の主人公ですが、全くカラーが違いますよね?
そこで、それぞれのキャラクターを色彩心理の視点でちょっと考察してみようと思います。
「赤」のキャラクター
日本人なら誰でも知ってるであろうワンピースの主人公"ルフィ"。
あなたはどんなイメージをお持ちですか?
個人的にルフィは、目立ちたがり・負けず嫌い・パッションがある・好奇心旺盛なイメージがあります。
色彩心理的に見るとやはり「赤」がしっくりくるかなと思います。
(赤の色彩心理についてはこちら)
「緑」のキャラクター
一方、炭治郎はどうでしょうか?
同じ少年漫画の主人公ですが、ルフィとは全く違うタイプの主人公のイメージではないでしょうか?
個人的に炭治郎は、おだやか・平和主義・正義感が強い・誠実のイメージが強いです。
緑は他にも人からの頼み事を断れなかったり、争いごとが嫌いなので喧嘩の仲介役になることも多いです。
炭治郎は、よく善一と伊之助の間に入って「まぁまぁ」と言っているイメージないですか?笑
なので、炭治郎は「緑」がしっくりきます。(緑の色彩心理についてはこちら)
ここで面白いなと思うのは、そんな色彩心理を作者が知ってか知らずか、どちらもそのキャラクターの個性に合った色の衣装を身にまとっているんですよね。笑
まとめ
上記の点を踏まえて、改めてなぜ鬼滅の刃にハマったのか考えてみると、今まで漫画の主人公は、一般的にルフィのような前に出るリーダータイプ、「赤」を前面に出したキャラが多かったのに対し、鬼滅の刃の主人公・炭治郎には、「赤」のような派手さはないけれど、「緑」の良さを前面に出したキャラ設定に魅力を感じたのかもしれません。
ここでいう"「緑」の良さ"とは、全体のバランスを見ながら、自分が前に出る時は前に出るけど、自分以外の他の誰かを前に出すこともあるバランス感覚の良さや、頼み事を断れない緑ならではの人の良さがまさに炭治郎のキャラクターそのもので、緑ならではの"人の良さ"が前面に出ているなと感じました。
これまでリーダーの色で言うと「赤」が多く、「緑」って主役の色として選ばれることってほとんどありませんでした。だからこそ、斬新で、鬼滅の刃を面白いと感じたのかもしれません。
「赤」のような派手さや決断力はないけれど、それでも上手に周りの理解や協力を得ながら目的に向かって進んでいく。
そんなひたむきな緑のキャラクター炭治郎に私自身、共感を覚え、惹かれたのかもしれません。
また、鬼滅の刃に関してはどのキャラクターも個性的で色に置き換えて分析しやすいので他のキャラクターの考察記事も今後書いていこうと思いますので楽しみにされていください(^^)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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