クズ女がクズ男に引きずられる話


元彼が忘れられない話。


2人の出会い方は複雑。

なんだかすごくグイグイくる人だった。

「私の何がそんなにいいのか?」

ヤリモクなのか?一回やったら捨てられるか?

そんな汚い思いが半分と

そんなに思いを伝えてくれる人が

生まれてこの方いなかったから

なんだか新鮮で嬉しい気持ちと半分だった。


付き合う前から何回かご飯に行って

仕事の話もいろいろ話をして

猫被ってもすぐバレるからと思って

私はいつもの私で何も飾らずにいた。


「今適当なこと言ってるのわかるからね〜」

私がめんどくさくあしらってると

そんなことまで言ってきた。

前まではつまらないとか女らしくないとか

機嫌取らないといけないから面倒臭いとかで

どちらかというとゴミ箱行きだった私を

受け入れて向き合ってくれた。


付き合う前

仕事でむしゃくしゃしたときに電話したことがある。

向こうは二日酔いで寝てて。

知ってて電話した。

すぐ出てくれた。寝ぼけた声で。

うんうんって聞いてくれた。寝ぼけながら。

面倒臭いって思われてもよかっただろうけど

聞いてくれて受け入れてくれたことが嬉しかった。


この人なら私を受け入れてくれるかも

そんなことを思いながら付き合うことにした。


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