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【5月の数秘テーマ】 The Surface and the Bottom; Connecting the Two

5月は【2】の月。


内面的にも外面的にも変わり続ける、とにかく動きに溢れた月っていうイメージがありました。


自分で選択するものも、巻き込まれるようなものも含めて、嵐のように色んな現象や変化が起こっている、と感じている人も多いかもしれません。


そして今月は、その動きや変化というのが、"同じ地平にあるどこかに向かうための動きや変化ではない" と私自身は感じています。



たとえるなら、海の海面を泳いでいたところから、深い海の底へ向かっていくような、下方向へ向かう うねり に押され、巻き込まれていくような感覚。


水平方向じゃなく、垂直方向。荒立つ海面の波から、深く静かな海底(自分の深い部分)へと降りていく。


その海底で、自分自身、自分の根源、世界の中心に出会い、寄り添い、重なり合う。


あくまでわたしの体感ですが、今月は「わたし自身とつながりなおす」期間なんだろうと、じんわりと感じています。


Photo by Krystian Tambur on Unsplash


とはいえ、わたし自身とつながりなおすことがゴールではないとも感じています。


大切なのは、海面だろうと海底だろうと、どの地点も自分だと分かっていること。


その理解と体感の中に安心し、くつろいでいること。


ときには、海底(本質)こそが素晴らしいもので、それが本来の自分や世界だって、思うこともあります。


そして、そこからズレてしまうこと(いわゆる "エゴ" にまつわること)は、ダメなこと、苦しいことだと思ったりする。


だからこそ、失くしたもの、奪われたもの、忘れた "本当" や "本来" を再発見して、「それだけを大切にしていきたい」と願う。


そのくらい、海底から切り離されているように感じて、ふるさとに帰りたいと、海底に戻りたいと、意識は泣く。


でもその先には、「大切なものは、奪われたことも失くなったこともない」という気づきが待っています。


海面も海底も、その中間地点も全部、わたしというグラデーション。


上がったり下がったりする "意識" は点で、

その点が行き来する大海すら自分だったことに気づくとき、

自分を包む眼差しすら自分のものだったことに気づくとき、


すべてが愛おしくなるような、許されるような気持ちになるのかもしれないですね。


Photo by Mathyas Kurmann on Unsplash


海面から、海底へ。
海底から、海面へ。


常に形を変え続ける波もリアル、変わり続けることを求める海底もリアル。


どちらかじゃなく、この両方がつながって、両方向にのびのびと泳ぎ回れることが、人間が持てる安心と自由なのかも、と思ったりします。


自由に行き来しながら、行き来しているその空間すら大きな自分と知って。


なんなら、海の上に広がる空も宇宙も自分なんだって、ハートを開いて。


その実感を生きることに、生命が宿っていることを感じる5月です。


Photo by Frank Mckenna on Unsplash


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