おっぱいと赤ちゃん返り

うちの子どもは卒乳が早かった。
お乳よりもこの世には美味い物がたくさんあることに気づいたようで、10か月を過ぎる頃にはフェードアウトするように授乳が減っていき、すんなり終えた。

記憶も薄いままに過ごし、おっぱいに対して執着もなく育ってきたが、変化が訪れたのは次男妊娠中。
長男がおっぱいを求め始め、再び吸う仕草をしてきた。
ただやはり記憶が薄いようで、何を吸ったらいいのかわからずとりあえず洋服を吸っていた。
次男誕生からは次男の授乳の様子を見て、学んだ？のか「おっぱいは飲める！」と気付いたようだが、恥じらいからか吸うまでには至らなかった。

そして現在。
第3子妊娠中である。
不思議なもので妊娠に気づいたのは2人の赤ちゃん返りから。
甘えん坊の長男に対し、普段はドライな次男の甘えっぷりが異常だった為に検査し陽性。そこから2人の甘えん坊ぶりが尋常じゃない。

長男は次男の授乳を見ているから、おっぱいに対しなんとなく理解しているようだが、授乳を知らない次男が膝に乗りおっぱいを求めてくるのだ。
きっと求められたら応えるのが正しい選択かもしれないが、私も妊娠中。今はほぼ動物である。本能的におっぱいを触られたくないようで手を振り払ってしまうことも少なくない。
加えて、性教育も進行中で大事な場所であるおっぱいを自由にさせてよい物かも迷いどころだ。
そこで約束事を簡単にだが決めてみた。

・触るときは了解を得る
・やめてと言ったらやめる
・都度「お母さんの大事な場所」と伝える

当たり前のことかもしれないが、まだ赤ちゃん寄りの子供であり、今成長途中の2人。
甘えさせたい親心も含め、おっぱい戦争は今日も続く。