寝相占い14
今朝、目が覚めて最初に目にしたのは毛布のほわほわだった。
顔があたたかい。
右肩を下にして横を向いてる状態で
両膝はそろえて軽く曲げており
両腕も肘を胸の辺りで曲げている。
顔と腕の間に毛布をほわほわと
丸め集めてるので
手の様子が見えないが
感覚を頼って確認してみると
下になってる右手は
親指を軽く折り「4」を表す形。
左手はその手前で軽めのグーを作っている。
これはアレだな。
卓球のサーブだ。
と思うと同時に、脳内で設定づけが始まった。
回転をかけるかかけないか
右へ打つか左へ打つか
ロングかショートか
たいして卓球をしたこともないのに
細かな設定を二択で迫る。
こういうときだけテキパキするのが
我ながら不思議だ。
〇〇か□□かをいくつかしていたからか
「俺か俺以外か」 が突如やってくる。
おかげですっかり
卓球はどこかへ行ってしまって
サーブの形のまま「二択」というものに
思考を向け出す。
そういえば
サーブをするかしないか、の二択はなかった。
「する」設定だったからだ。
選ぶのは自分とはいえ
設定は無意識で決まっていることがある。
俺か俺以外か、の登場で
いくつかした二択をほっぽり出して
サーブをしないことになった。
サーブをしないことにした。
寝相占いとかあるのか分からないけど
今日は
これでいいのだ。 ということで。
そういうことにしておこうと思います。
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