勉強スペースの確保
税理士試験受験生、不動産鑑定士受験生のみなさん、こんにちは。税理士兼不動産鑑定士試験合格者の井上幹康です。
今回は、社会人受験生にとって重要な問題である「勉強スペースの確保」について私の実体験をベースに書いてみたいと思います。
税理士試験受験生のときの勉強スペース
まず、私が税理士試験受験生の時は以下のような身分でした。
✔社会人(サラリーマン)
✔独身(20代後半)
勉強する場所・スペースは以下のようなところを使用していました。メインは①②でした。
①専門学校の自習室
これは自宅又は会社の近くに専門学校がある方であればほぼ皆さん使用していると思います。周りを勉強している人に囲まれて勉強できるため、集中しやすいというのが最大のメリットかと思います。
②自宅
これは独身の方であればかなりいい勉強空間になると思います。一方で、家族等の同居人がいる場合、みんなが寝静まった夜でないと静かな勉強空間にならないのでなかなか集中して勉強しにくいでしょう。
③会社のデスク
私は会社の始業30分~1時間前に行き、自分のデスクで勉強していました。
④会社近くのカフェ
会社のお昼休みに会社近くのカフェに行き、50分くらい理論暗記をしていました。
➄通勤電車
私の場合、自宅と会社の距離が近く通勤電車の時間はほとんどなかったですが、それでも理論暗記をしていました。一方で通勤時間が長い方はこの時間を有効活用すべきでしょう。
⑥有料自習室
都内などであれば数多くの有料自習室があります。私も頻度は多くないものの使用してました。どうしても静かでまとまった時間がほしい場合、専門学校の自習室が満員の場合などは使用するものありでしょう。ただし、結構高いのでそこは覚悟しないといけません。
不動産鑑定士試験受験生のときの勉強スペース
まず、私が不動産鑑定士受験生の時は以下のような身分でした。
✔社会人(開業税理士)
✔既婚(30代前半)
勉強する場所・スペースは以下のようなところを使用していました。メインは①②でした。
①専門学校の自習室
税理士試験受験生の時と同じく活用していました。
②事務所のデスク
開業税理士として税理士事務所を賃借していますので、そこで仕事後に勉強していました。私はひとり税理士なので事務所は静かで集中しやすい勉強空間です。
③事務所、自宅近くのカフェ、フードコート
主な勉強場所は①②でしたが、気分を変えたいときなどにカフェやフードコートを使用していました。ただ、カフェやフードコートは土日は基本混むので平日とか夜の利用が多かったです。
④図書館
ここも静かに勉強できる空間なので結構な頻度で使っていました。自宅近くに図書館がある方は勉強空間として大いに有効活用すべきでしょう。ただし、大きな都市の図書館だと学生さん等の利用者も多いため、席が取れないことも多いのでどの日、どの時間が空いているか等をリサーチしたほうがいいでしょう。
➄自宅
既婚で子供(3歳の男の子)もいたので自宅での勉強はほとんどできませんでしたが、夜子供が寝たあととか軽く読み物を読んだりはしていました。
⑥本屋併設のブックカフェ
③で書いた一般的なカフェと違い、最近多いですが、本社併設のブックカフェというものがあります。時間に応じた利用料を支払うとフリードリンクが付いており、併設の本屋で売っている本を買う前に座って落ち着いて読むことができます。もちろん持ち込んだ本なども読むことができ、仕切りのある静かな空間もあり、勉強も可能でした。私は会社近くのブックカフェを利用していました。
おわりに
以上、簡単に私の勉強スペースをご紹介しました。税理士試験受験生の時も不動産鑑定士試験受験生の時も共通しているのは複数の勉強スペースを持っていたということです。
それぞれの勉強スペース別に勉強する内容を変えたりすることでメリハリをつけて勉強できると思います。
例えば、自習室など座って勉強できるところでは電卓を使う計算問題を解き、カフェなどでは読み物(暗記)を進めるとか。
社会人受験生は自宅から会社間でいくつかの勉強スペースを持つと良いのではないかなと思います。
はじめまして。ご訪問ありがとうございます。開業税理士の井上幹康と申します。