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先日所用で名古屋まで出かけたときのこと。JR や地下鉄のあちこちで黒いスーツに身を包んだ就活と思しき学生さんたちを見かけました。つい足元を見るとパンプスを履いている方がほとんどでしたが、ずいぶん歩きにくそうにしている方が目につきました。

足に合ったパンプスのチェック方法

パンプスは本来足を留める道具がついていません。そのため入念なチェックをして選ぶ必要があります。たとえば大まかになりますがこんな箇所をチェックしましょう―
・ヒール部の留まり具合:きつかったりゆるかったりすると、かかとがぷかぷかしたり靴ずれの原因になります。
・つま先の余裕:体重がかかった時、筋肉や関節の「伸びしろ」の余裕(捨て寸)をとったサイズを選びます。これが足りないとつま先のリスクが大きくなります。また、パンプスのつま先のシルエットが細すぎると指先を締め付け、外反母趾や内反小趾などのトラブルの原因になります。
・母趾と小指の付け根部:靴の幅と合っていること。ここがずれていると足がパンプスの中で前滑りを起こします。かかとが緩まったり足のつま先部を傷めることがあります。
・トップライン(足を入れる履き口):内側(土踏まず側)・外側が足のラインに沿っているか確認します。ここがゆるいとパンプス全体がブカブカした履き心地になります。また、外くるぶしが擦れていないかチェックしましょう。擦れると靴ずれの原因になります。

それでも合わない人のために

入念なチエックをして購入したパンプスなのに、履いているうちに合わなくなったというケースがあります。考えられるのはかかと周りを支える芯材がゆるんで来たり革素材が伸びてくると足止まりが悪くなるからでしょう。また、足自体のむくみ縮みによってパンプスがきつく感じたりゆるく感じたりすることもあるからです。
こんな靴のトラブルに悩まされ肝心の面接や試験に集中できないと辛いですね。そこで、そんな悩みをお持ちの方は「留め具」のついたパンプスを選んでみてはいかがでしょう。足首や甲周りにベルトが1本ついているだけで履き心地が安定することがあります。就活だけでなく、将来お仕事でも履く機会が増えてくるようなら悩みを早めに解決したいですね。

足に合ったパンプスがなかなか見つからない。そんな方は三喜屋靴店にぜひご相談下さい

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