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広島県の人に安芸高田市長について聞いてみた

市会議員としてまちの価値を高めていきたいと考えている私にとって、広島県安芸高田市長は非常に興味深い存在です。5月3日~5日の間に妻の実家がある広島県に里帰りしましたので、実際に広島県の人は安芸高田市長についてどういったイメージを持っているのか尋ねてみました。


安芸高田市と安芸高田市長

安芸高田市について

安芸高田市は面積が約540㎢、人口は約2万7千人。高齢化率は40%を超えており、持続可能性という点で危機的な状況にある自治体のひとつといえるかもしれません。実際に安芸高田市長みずから語っていらっしゃいます。

https://www.akitakata.jp/akitakata-media/filer_public/53/8d/538d36c6-8d26-4a18-bde5-6e56a5b2dad5/waga-shi-wo-kataru.pdf

平成16年(2004)年の市町村合併により誕生した市で、その第4代市長にあたる方が、時折話題になっている石丸市長です。

安芸高田市長について

めっちゃ質素なページですが、地元出身で京都大学に進学後、三菱UFJ銀行に就職され、令和2年(2020年)から現職についていらっしゃいます。YouTubeなどではよく議会とバトルになっている様子が切り取られたりしていますが、まちを変えていこうとするにあたって時には激しい抵抗を受けているのだろうと推測されます。

市長の任期は4年なので、今年(令和6年)が任期満了となりますが、この記事を書いている5月5日時点では次の4年をどうするかは発表されておらず、どうされるのかが注目されています。

広島県の人に聞いてみた

意外な結果

昨日里帰りの記事を書きましたが、実際に広島県民は安芸高田市長についてどう思っているのか聞いてみました。非常に少ないサンプルですが、妻の親世代(団塊の世代)と同年代(団塊ジュニア世代)にそれぞれ聞いてみたところ、ちょっと意外な結果でした。

どちらにも共通していたのが、あまり話題にならないということ。YouTubeでは時折議会とのやりとりがオススメ表示されるそうですが、普段の報道ではあまり見かけないそうです。確かに広島県全体の人口は約280万人、安芸高田市は2.7万人と1%にも満たない規模なので、報道の機会(特にテレビでしょうね)がほとんどないというのも納得です。

実際にローカル番組等も見てみましたが、広島市内に新しくオープンしたお店の紹介(しかも定年後にオーナーが趣味で始めたような大盛り店w)やイベントの紹介がほとんどでした。あとは広島カープの試合ですね。

こんな感じで地元のテレビで見かけることもないため、話題にのぼるきっかけがないという状況でした。非常に少ないサンプルに基づく話ではありますが。

手法に違和感を抱く人は多いのかも

そんな中ではありますが、実際に個々人がどう思っているのか聞いてみたところ、議会との対立については私が思ったほどポジティブには捉えられていない感じでした。最近では議会が発行した広報誌の内容について市長が問題視し、今年度の発行費用を計上しなかったことが報復的でよろしくないというお話も伺いました。対立を良しとしない日本人らしいといえば日本人らしいですね。

ちなみに私はこれくらいやり合うほうが好きですwww。今後日本で進んでいく高齢化に対し、50代以下の世代にどうやって活力を取り戻させるのか、日本のモデルケースになる可能性を秘めていると期待しています。

ジブンに置き換えて考えてみる

地方政治を志す者として

私は2027年に議会のメンバーになることを志している者ですが、そもそも地方政治はほとんど話題にならないという事は念頭に置いておかないといけないということがよくわかりました。テレビや新聞を見て、それが地方議会選挙での投票行動に影響する人はほとんどいないでしょうね。私自身もそうなので。

となると、地域での知り合いを増やすとか、地域でビジネスを展開するとか、地道な努力の積み重ねこそが大切になってきますね。当たり障りのない結論にはなりましたが、地方政治について認識を深めるいい機会になりました。

地方政治は目立たない存在です。が、行政課題の大半は地方で起きています。地方での課題解決手法が日本を救うことにつながる可能性もあります。今後もそういう意識の政治家が一人でも多く地方政治に関わってくださることを願っております。

最後に短い動画ですが、立候補にあたって石丸市長が話されているものがありましたので共有いたします。私と同じく地方の問題は地方にとどまるものではないという認識を述べられています。

https://www.facebook.com/watch/?v=258765162213802

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