マガジンのカバー画像

風呂との戯れ

8
愛してやまない銭湯と温泉を、独自の体感温度で紹介します。
運営しているクリエイター

記事一覧

梅ヶ枝湯(兵庫県高砂市)

#銭湯 #コラム #写真

夏に書いた記事をアップし忘れておりました。。

今年の夏は猛暑で、しかも長引くそうですね。多汗症で赤面症で躁病の私には地獄のお知らせであります。いっそ首を括ろうかと思い立つ前に、お風呂屋に駆け込み陰鬱な気分とべとつく体をサッパリ洗い流そうではありませんか。そこまでの気分に至った事の無い貴方も是非に。

灼熱の針さすような太陽の力が少し弱まるのを見計らい、やって来ました。

もっとみる

住吉湯(三重県四日市市)

#銭湯 #コラム #写真
三重県は『三重の銭湯スタンプゆ〜ったりラリー』と称して、指定の銭湯でスタンプを貰い集めると各エリア制覇で、下駄箱木札が貰え、全エリア制覇で非売品暖簾が貰えるそうです。

長い道程ですが、暖簾欲しさに地道に歩むつもりであります。

今回はそんな三重県四日市市の住吉湯のご紹介。近鉄名古屋線四日市駅ちょっぴり遠い、徒歩18分の銭湯です。のんびりウォーキングのつもりでどうぞ。

もっとみる

中島湯(兵庫県姫路市)

#銭湯 #コラム #写真
先日、姫路市は姫路城の西にある白山湯に訪れた所、2015年3月に廃業されておりました。

無くなってしまった様を目の当たりにするのは本当に辛いものです。生者必滅を思い、空を仰ぎました。銭湯は私に人生の真理すら教えてくれる存在であります。

ということで、今回は事前に電話を入れて生存を確認。出来れば、閉まる時間まで確認される事をお勧め致します。昨今の厳しい銭湯事情、時間短縮

もっとみる

銭湯の心得

他の原稿に掛かり切りだったもので、えらく更新が遅れました。

その中、ストレスに命を彫刻刀で削られ続ける私の唯一の救いが、銭湯でありました。暖かい湯に浸かると、羊水に漂う胎児のごとく安らぎの心持ちで失禁しそうになりますが、いつも鍛えられた強靭な骨盤底筋のおかげで一度も粗相する事なく今日を迎えております。

ということでという訳ではありませんが、今回は銭湯のマナーについて書いてみたいと思います。

もっとみる

桜湯(三重県津市)

#銭湯

今回は三重県津市の銭湯のご紹介であります。

近鉄高田本山駅から徒歩15分程、伊勢湾近くの漁港町の渋銭湯へ。いつも思うのですが、銭湯は地域に根ざし溶け込んでいる為、一見さんには見つけ辛い。ありがたや文明の利器スマートフォンに手を合わせナビゲーション起動、温故知新の精神で本日も細道を練り歩きます。

そして最終的には、目視で煙突を探します。その方がもうすぐ銭湯に着く、という入る前の興奮が増

もっとみる

寿温泉(大阪港区)

#銭湯

12月に入りまして同時に寒波も到来、凍えるような寒さが続いていますが、我々銭湯愛好家は待ってましたとばかり浮足立ってお風呂に通います。
寒い季節は湯気がいつにも増して浴室に上がり、とても心地よいのです。

さて、今回は大阪環状線弁天町駅、徒歩10分程にある寿温泉です。

大阪港区は労働者の町だったため銭湯がとても多いのですが、低能な上の人間が補助金を切ってしまったせいもあり激減してしまっ

もっとみる

白浜温泉(兵庫県姫路市)

�山陽電車白浜の宮駅下車徒歩10分程にある銭湯、白浜温泉に行って参りました。

建屋の西側は赤煉瓦造りで、昔ながらの銭湯。
ここは「姫路白浜の銭湯存続を願う会」
https://m.facebook.com/sirahamaonsen?refsrc=http://www.google.co.jp/&_rdr
という、根強いファンに支えられながら営業されています。
地元や銭湯好きに愛されている銭

もっとみる

風呂の戯れ

広いお風呂というのはいい。

身も蓋もない只の個人の好き嫌いのハナシだが、かれこれ銭湯や温泉にはまってから数年が経ち、家の風呂を使う事が無くなり、石鹸も割れちゃったりシェーバーも錆び付き放置で、シャンプーやリンスなんかも出口あたりで固まって出て来なくなっていそうである。家のそこだけ、一部廃墟と化している。

風呂好きになる理由の一つに、私の全く敬愛していない脳科学者の茂木健一郎が、著作の中で「露天

もっとみる