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【1000の日々】873/1000

まったくもうやれやれとため息をつきながらカタログの校正を続ける。もはや、スリリングな綱渡りという自分が想定していた手に汗握る状況はとっくの昔に過ぎ去り、どう着地するのかねえとむしろ今は他人事のようになっている。これはこれで悪くない。やるべきことをやり、それを示し、それに対し誰がどのような応答をするかを観察し、記憶しておく、それにはこれくらいがちょうどいいかもしれない。

何度か書いていることだが、このカタログづくりのお手伝いは、自分にとってはゴールではなく始まり。どんなことも全て良い肥やしになる。今のうちに次の一歩を、そして結局何歩くらい歩くつもりなのかを見積もっておくといいのかも。このカウントダウンももうすぐ870番台が終わっていく。目の前の「お仕事」から視線をちょっと上げて、周りの風景を眺めておくのに良い頃合い。

20240530


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