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お客様の声:イランの銅食器を日本で使ってみると①

イランの銅食器を日本のお客様が使ってみた実際の声が届きました。日本ではあまり知られていないイラン?しかも日本ではなじみのない銅食器?その全く異なるケミストリーはどんなもの?わくわくで楽しみですね!

まずはスイス・ジュネーブで知り合った東京在住の50代M様。彼女とはフランス・ストラスブールのクリスマス市に向かう途中、フランスの新幹線トラブルで偶然知り合った方です。日本帰国時にはいつもお会いする中ですが、おにぎりをイラン銅食器の乗せるとこの通り。おにぎりという日本のソウルフードが、キラッキラのイラン銅食器に飾ると普段のおにぎりが特別に、でもなんだかこの日本の和とペルシャの美しさが見事にマッチしますよね。

スイカを乗せてみました

次は初対面で実質私の初めてのお客様となった東京在住50代のN様。彼女はパキスタン人の素敵な旦那様と国際結婚されています。彼女こそ引き寄せの法則でまさに知り合ったような方で、2024年4月と5月の私のイラン旅行&買付時には2011年イラン初訪問から長年の夢だったパキスタンとアフガニスタン国境のスィスタン・バロチスタン地方を一人旅し、イランとは全く異なるパキスタン文化にどっぷりつかったことがもしかしたらご縁のきっかけになったのかもしれません。

ロシア・ダゲスタン・イズベルバシからのハンドメイドスカーフ

そもそも彼女と出会ったきっかけも、今までのご縁に他なりません。私は2017年から合計3回ロシア・ダゲスタンを一人旅しています。ロシアでも危険な場所といわれ久しい場所でしたが2015年から勤務していたアゼルバイジャンでダゲスタン系の友人が多くいたことがきっかけで旅をしていました。日本在住でイスラム教徒であるN様からロシア・ダゲスタンのスカーフを購入されたいとの相談で最初は知り合ったのですが、今後の「Miki Khanumさんの新しいビジネスがうまくいくよう、願いを込めて購入させてください」との素敵なお言葉を頂き、長年の友人以外で初めて購入してくださいました。

お手製のケーキも銅食器に乗せてみました

3枚購入してくださったN様からはお忙しい中にもかかわらずイラン銅食器を実際使ってみた感想やお写真などをたくさんいただき、やはり私はこの人と出会うべくしてこのタイミングで出会ったのだなと感じざるを得ません。イタリアのアパレルブランド業界でも働き、センスが抜群の彼女だからかもしれませんし、旦那様がパキスタンという、イランとの地理的な近さもあるのかもしれませんが、彼女のイラン銅食器の使い方は先ほどご紹介したM様とはまた違ったセンスがあり、今後も彼女からいただくお写真が待ち遠しい限りです。

イラン・スィスタンバロチスタン地方の女性は頑なに(刺繍で大変重い)民族衣装で日々の生活を営んでいます。

2024年6月に一時帰国の機会があったので、今回は皆さまの顔を見ながらお渡しいたしました。私は全くFacebookやInstagramなどのソーシャルネットワークはもとから好きではなく全く使ったことがありませんし、本来であればイラン銅食器もそれらを使ってマーケティングするのがはるかに効率的でしょう。ただ私はオンライン上でつながる便利さよりも、こうやって直接人と会うことに重きを置いており、オンライン上で不特定多数と繋がり感情を共有する浅はかさ、誰かにマインドコントロールされるソーシャルエンジニアリングや目先の利益だけの行動経済学が、今までの人生経験上好きではありません。もしかしたらその私のいい意味でも悪い意味での頑固さが、きっと独自の世界観を持つイランと陶器と違って割れにくい銅食器とマッチしているのかもしれませんね。

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